あなたも無意識に押している!?緻密に計算し尽くされた”買う気スイッチ”を押してしまう理由とは?

※酒に飲まれるH氏ブログ第三弾※

「やる気スイッチ」ではなく
「買う気スイッチ」について。

この話は、マーケティングに基いて
説明される。

なぜマーケティングと
心理学というのは切っても
切れない関係があるのか。

心理を知る

マーケティングというのは
「消費者心理」にもとづいて
行うもの。

「どういうテレビCMを流せば
あなたの記憶に残るのか。」

「どんなメッセージを伝えれば
あなたの心に刺さるのか。」

「どの年齢層にPRすればウケるのか。」

これらは消費者の心理に
何かしらの情報が到達した際に
どう思って欲しいのか、ということ。

消費者の心理を徹底的に知ることで
「そうそう、これが欲しかった!」と
思わせることが出来るのである。

しかも、意図的に。

情報量が多い現代

しかし、今日私たちがさらされる
情報量は10年前の500倍と言われている。

(少し前の10年前なので
今ではもっとたくさんの情報に
さらされている)。

膨大な情報量の中で、消費者の
頭や心に「残っている」情報が、
消費者の決断を左右させる。

例えば、あなたが歯磨き粉を
買いにドラッグストアへ
行ったとしよう。

いったい何種類の歯磨き粉が
あるだろうか?

そんなにたくさんの歯磨き粉を
1つ1つ比較して選んでいたら
時間がいくらあっても足りない。

そもそも、比較の仕方すら
分からない。

ではどうするのか?

「これ一番人気って書いてあるな」
「CMであの芸能人が薦めていたな」
「無料のオマケが付いてくるのか」

そういった理由ですべての
歯磨き粉を吟味する時間を
節約して買っているのである。

購買の理由付けがマーケティング

例えば、「一番人気と書いてある」
というのは心理学でいうところの
“社会的証明”と言われるもの。
(心理トリガーと言われたりする。)

歯磨き粉についての詳細な知識や
自己判断が出来る材料があれば、
自分の意思決定に基づき選ぶ。

しかし、ほとんどの人間には
歯磨き粉の詳細な知識は無い。

つまり人間は
「これ一番売れてるんだ」
      ↓
「じゃあこれ買っていいよね」

といってあなたの選択を
裏付けし、手助けし、決定させる。

これがいわゆる
「買う気スイッチ」を
ポチっと押させるということ。

しかも、あなたが意識的にする
行動ではなく、条件反射的に
行われてしまう行動。

マーケターが狙うのはこの行動

つまりこういうことだ。
歯磨き粉を売ろうとする側、
つまりマーケターは、この心理学を
使ってあなたにあなたの「買う気スイッチ」を
無意識のうちに押してもらおうとしているのである。

ネットショッピングをしていると
「え?なんでこんなに売り上げNo1が
たくさんあるの?」と思ったことはないだろうか?

それは、マーケターが“社会的証明”を
使ってあなたに「買う気スイッチ」を
押してもらおうとしているのである!

ほとんどの会社は素晴らしい商品を
販売しているので問題ない。

しかし、中には悪質なものも存在し、
この心理トリガーを使って
悪徳商法や詐欺を企む輩もいるので
十分注意してほしい。

(こういった心理トリガーは
無意識の行動であるということを
忘れないで欲しい)

ほかにどんな心理トリガーがあるのか?
というのはまた別のおはなしで。

——————————-
文:酒に飲まれるH氏
編集:マネヤック編集部

 

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