東京オリンピックまであと666日。知られざるもう一つの戦い

日本人なら誰もが楽しみに
している、東京オリンピック。

経済効果も高いし、4年に一度と
いう希少価値も高い。

世界中から人が集まる一大祭典。
そんな中で、知られざる戦いも。

東京オリンピック!

着実にカウントダウンが進む
東京オリンピックまでの歳月。

世界中が熱狂する場所が
日本、というだけでワクワクが
止まらない!

・・・という方が多いと思う。
もちろん、この私もワクワク。

日本経済にも大きな利益を
生み出すことは明白で、様々な
商売に特需を与える。

建設業から宿泊業、お土産物も
儲かる。そして、飲食業も。

そんなお祭り騒ぎの中でも、
各競技の選手たちは今でも
過酷なトレーニングに励んでいる。

世界の頂点を決めるスポーツの祭典。
やはりワクワクが止まらない。

そして、そんな熱狂を生み出す
東京オリンピックには、スポーツとは
少し違う戦いも繰り広げられていた。

それは、カメラのレンズのメーカー。
キャノンとニコン。

世界各国のメディアが集まる

ある記事で紹介されていたが、
日本を代表するレンズメーカーの
2社は、大会ごとに新製品を出している。

そして、毎日のようにそのシェアを
競い合っているわけだが、大きな
スポーツの大会では、カメラマンが
テレビに映り込むこともしばしば。

多くの記者たちが並んで写真を
撮っている映像など、よく見る
光景のひとつだろう。

そして、注目したいのはカメラマンの
持っているカメラのレンズ。

キャノンは白のふち、そして
ニコンは黒のふち。

ある大会ではカメラマンの持っている
カメラのレンズは黒一色だった。

もちろん、その逆も。
白一色に染まった大会もあった。

最近のスポーツの祭典では
白と黒が入り乱れている。

素人が想像するのは、ほとんどが
黒のレンズだろう。

キャノンの戦略にあったかどうかは
定かではないが、ニコンとの差別化に
白を選択したという噂もある。

真意は分からないが、白にしたおかげ?で
カメラマンが大勢並んだ際に、パット見で
ニコンとキャノンの人気の差が分かる。

そんなオリンピックの楽しみ方も
あるので、是非とも注目していただきたい。

両者デッドヒート

会社規模で言えば、キャノンが
圧倒的に大きい。

キャノンは4兆円を超えるが、
ニコンは7,000億円。

まぁ、それでも両者ともに
世界的なメーカー。大企業に違いない。

ここ1年の株価の推移を見ると、
少し興味深い。

キャノンはここ1年、順調に株価は
下落している。そう、順調に。

対するニコンも、一緒に下落しては
いたが、最近は株価が上昇に転じている。

ニコンは一眼レフの売上が好調らしく、
増益を発表している。

まぁ、キャノンは多角化経営に
なっているので、一概にはレンズだけの
株価ではないが。

少し難しい話をするが、両者の
PERという指標は、キャノンが13倍、
ニコンが16倍程度。

このPERは、実際の収益に対して
「割安」か「割高」を判断する
材料となる。

一般的に20倍以下であれば、
「割安」と判断される。

同社ともこの20倍の水準を
下回っているので、「割安」。

業績が回復基調に戻り、
一旦上昇し始めれば、上がり余地は
大きいと言える。

投資対象としての旨味は
十分に兼ね備えた会社といえよう。

株の見方はもちろんだが、
オリンピックなどでの
シェアを見たら、株が欲しくなるかも。

もちろん、投資判断は自己責任で。
そして、東京オリンピックは
自己責任で見ることにしよう。

 

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