基礎:株主優待の優待利回りと株主配当の配当利回り。株主になる前に利回りの高いお得な株を見つけよう!

株主優待の優待利回りと株主配当の配当利回り

おさらい:利回りとは

金利や利息の違いのクラスで学習したように、
利回り(りまわり)とは、投資で儲けた金額が
投資した金額の何%かを表す数字でしたね。

例えば、株Aと株Bにそれぞれ10万円の投資をして、
株Aの利益が2万円、株Bの利益が3万円であれば、
株Bの方が利回りが高いということになります。

利益 利回り
株A 2万円 20%
株B 3万円 30%

利回りが高ければ、コスパが高いということなので
利回りをチェックすることも大切です。

株主優待と株主配当をもらえる条件

株主優待や株主配当をもらうためには、
約定日と権利確定日で学習したように、
権利確定日までに株を持っている必要があります。

この株の優待や配当いいなぁ…と思ったら、
まずは権利確定日をチェックして、約定日を逆算しましょう。

株主優待の優待利回りを計算する

株主優待の利回りは、株主優待の価値と
その株に投資した金額から計算することができます。

優待利回り(%) = 株主優待の価値 ÷ 投資金額 × 100

たとえば、モモコが所有するクックパッドの株。
株主優待は、3,600円相当のプレミアムサービスが1年間無料になるというもの。

2017年3月25日に、クックパッドから
株主優待券が送られてきました。

クックパッド第20期の株主優待券

クックパッド第20期の株主優待券

1単元100株を約10万円で買ったので、
3,600円 ÷ 10万円 × 100 = 3.6%
クックパッドの優待利回りは3.6%になります。

株数を2倍買えば株主優待も2倍?

クックパッドの株主優待は、優待内容が変わらない限り
毎年、3,600円相当のプレミアムサービスが無料になります。

なら、クックパッドの株をもう100株買って、
モモコのクックパッド株が200株になったとしたら、
2年間プレミアムサービスが無料になるのか?

答えはNOです。100株なら商品券2枚、
1,000株だったら商品券4枚ね、という会社もあるみたいですが、

基本的には持っている株数と
株主優待の内容は比例しません

投資金額 優待の価値 優待利回り
100株 10万円 3,600円 3.6%
200株 20万円 3,600円 1.8%

なので、株主優待の場合は、同じ株をたくさん持っているほど
優待利回りは低くなってしまうということを覚えておきましょう。

株主優待は、最低単元数で買うのが
お得なのかもしれませんね。

株主配当の配当利回りを計算する

株主になると、株主優待だけでなく
会社によっては株主配当というものがもらえる場合もあります。

株主さんたちに、会社が儲けた利益の一部を
還元してくれるんですね。

株主配当の利回りは、1株あたりの配当金額と
今の株価から計算することができます。

配当利回り(%) = 1株あたりの配当金額 ÷ 今の株価 × 100

1株あたりの配当金額が10円で、
今の株価が1,000円だとしたら、

10円 ÷ 1,000円 × 100 = 1%
この株主配当の配当利回りは1%になります。

株主配当はいくらもらえる?

1株あたり10円の配当がもらえる、というのであれば、
100株持っていれば、10円 × 100 = 1,000円 

なので、この株を持っていることで
1年間で1,000円の株主配当がもらえることになります。

この株主配当がもらえる時期は、
会社によって年1回の場合もあれば2回の場合もあります。

もし、年2回の配当金がもらえるなら、
この株の場合は1年間に2,000円の配当金がもらえます。

2017年3月25日に、クックパッドから
配当金計算書が送られてきました。

クックパッド第20期の配当金計算書

クックパッド第20期の配当金計算書

株数を2倍買えば株主配当も2倍?

株主優待は、基本的に持っている株数に比例しませんでした。
がっ!株主配当は持っている株数に比例します。

株主配当が1株あたり10円の株を100株持っていたとしたら、
1年に1,000円の配当金がもらえますし、
200株持って入れば、1年に2,000円もらえます。

さらに、配当が年に1回なら2,000円ですが、
年に2回なら4,000円の配当金がもらえるってことです。

株価って毎日変動するけど株主配当も変わるの?

株価は毎日変動しますよね。
でも、株主配当の金額は変わりません

たとえば、1株10円の株主配当が年に1回もらえる株を
100株持っているとしましょう。

ということは、この株の株主配当は1年間で1,000円ですね?

そして、買った時の株価は1,000円だったのに、
今日の株価が800円になったとします。

株価が下がったとしても、
1年間にもらえる配当金は変わりません。

なので、株価が下がれば配当利回りは高くなります。

株価 投資金額 配当金 優待利回り
1,000円 10万円 1,000円 1%
800円 8万円 1,000円 1.25%

配当利回りが高い方がたくさん配当金もらえます。
そうなると、株価が少しずつ上がってくるわけです。

株価は下がったけど、配当利回りが高くなったら、
今度は人気が出てくるということですね。(笑

編集長より

株主配当は、会社がむこう一年間の業績予想を発表する際に、
「今年の配当は、1株◯◯円出す予定です〜」と
発表します。

ところが!
予想とは裏腹に、あまり儲からなかった場合に、
「ごめ〜ん、あんまり儲からなかったし、
1株の配当は◯◯円に下げるね〜」
なんてことがあります。

逆に、「今年めっちゃ儲かったので、
1株の配当は◯◯円に上げるね〜」もあります。

株主配当が上がる=人気が出る=株価が上がる
という図式が成り立つので、
株主配当には要注意ですね。

まとめ

今回のクラスは、株主優待の優待利回りと
株主配当の配当利回りについて学習しました。

この会社の株主になりたい!と株主デビューする前に
優待内容や配当金についても、きっちりチェックしましょうね。

優待利回りと配当利回りとは…
  1. 株主優待や株主配当をもらうためには権利確定日までに株をもっている必要がある。
  2. 優待利回り(%) = 株主優待の価値 ÷ 投資金額 × 100
  3. 持っている株数と株主優待の内容は比例しない。
  4. 配当利回り(%) = 1株あたりの配当金額 ÷ 今の株価 × 100
  5. 株主配当は持っている株数に比例する。
  6. 株価が下がれば配当利回りは高くなる。
 

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