夏のボーナスの使いみちは?あなたならどうする?

夏のボーナスの使いみちの
アンケートが某企業で行われ、
その結果が発表された。

そこには、日本人特有の
なんとも言い難い結果が
現れていた。

皆さんのボーナスの使いみちは?

さて、堂々の第1位、というか
不動の1位というか・・・

皆さんも想像する通り、
1位は「貯蓄・貯金」。

相変わらずというか、なんというか。
まぁ、決して駄目じゃないですが。

いくつかの企業が似たような
調査を行っていたので、それも
一緒に見てみた。

どの調査結果でも、第1位は
やはり「貯蓄・貯金」。

これってどうなのかなーと思いつつも
いろいろ検索してみると、
意外な事実も発表されていた。

それは、日本人の貯蓄率が
アメリカを含む世界で見ても
低いという事実。

貯金が1位で、貯金が大好きな
日本人なのに、貯蓄率が低い。

世界で見ると、もっと貯蓄率が
高いという結果に。

ものすごく違和感があったので、
もう少し調べてみた。

貯蓄率という言葉の意味

貯蓄率とは、その名の通り
貯蓄している人の割合。

これが、世界で見ても日本は
低いという結果に。

ここで気をつけていただきたいのは、
貯蓄する人の割合ではなく、
貯蓄している人の割合。

少し分かりづらいが、要は
今現在、貯蓄がある人の割合。

裏を返せば、今現在で貯蓄が
出来ている人の割合が圧倒的に
少ない、という結果に。

これについて、説明もあった。
それは、日本人の働き盛り世代では
なかなか貯金をする余裕が無い。

特に子育て世代では、教育費や
車のローンなどなど、お金が
かかるのに収入が低い。

結果、ローンや融資などで
賄い、貯金などをする余裕が
無いのだという。

ボーナスを貯金に回したとしても、
数ヶ月もすればその貯金は
底をつくというのだ。

なるほど、そう考えれば
貯蓄率が低い、という結果も
なんとなく頷いてしまう。

それだけ、日本においては
若年層の収入は低く、それ以上に
子育て等の費用がかかっているということ。

この結果だけを見ると、
日本ってよろしくないなーと
思ってしまう。

貯蓄・貯金が好まれる理由

なぜ日本人は貯蓄・貯金が常に
上位を占めるのか。

どうせ、貯金してもすぐに
なくなってしまうのに。

これについても、いくつかの
考察があったので見てみよう。

まず、昔から日本人には「倹約」こそ
美徳、という文化が根づいている。

質素に生きることこそが、日本人として
素晴らしいとされているのだ。

そして、今の団塊世代などは、
貯金しておくだけで勝手にお金が
増えた時代。

郵便局などに預けておけば、
知らないうちに2倍くらいに
なっていたという時代。

そんな団塊世代は、自分の子どもたちにも
「貯金」を勧めるのだ。

そして、間違った知識を元に
「貯蓄・貯金」さえしていれば
将来は安泰だという刷り込みをされる。

ちなみに、このサイトでもそうだが
決して貯金はおすすめしていない。

現代では、貯金することでの金利は
ほんのわずかで、貯金の意味合いは
家に置いておくのは危ないから、
という理由だけ。

そこらへんに気づいている人も多い。
それなのに、未だに貯蓄・貯金が
好まれるのはどうしてか。

ここからは私の推論だが、多くの人は
貯蓄・貯金以外の方法を良く知らない。

全く知らないわけではない。
巷では「投資信託」という言葉や
「仮想通貨」「株」など、よく聞く。

しかし、それらについての知識は
全くといっていいほど持ち合わせていない。

銀行マンや証券マンに勧められれば
買うこともあるだろう。

しかし、そんな接点が無ければ、
貯金以外の方法を知らない人は
貯金する以外に道はない。

いわゆる、「選択肢」を
持ち合わせていない。

貯金以外の選択肢を持とう

このサイトを見ている人は、
幾分かこの分野に興味があり、
知ろうとしているはず。

しかし、そうでない人が多すぎるし、
お金についての話をすること自体が
未だにタブー視されているのもある。

するかしないかの最終的な判断は
個人的に行えばいい。

しかし、選択肢を持っていないのは
悲劇でしか無い。

周りの知人・友人には、是非とも
お金の勉強をしろとお伝えいただきたい。

これは、私の率直な意見。
こんなアンケート結果を変えたいので、
是非ともご協力していただきたい!

 

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