【業界ビジネスモデル】無料でも遊べるスマホのゲームアプリ。スマホゲーム業界のビジネスモデルとは?(前編)

先日の講習会で、生徒さんの一人が
知らなかったと言っておられたので、
ちょっと解説してみようかと思う。

爆発的に普及したスマホ、
その中で好きなだけダウンロード
できる無料のゲーム。

あのゲームを作っている人や会社は、
一体どうやって稼いでいるのか。

なんとなく知っている人も
おさらいのつもりで見てみよう。

どんなゲーム?

まずはゲームのタイトルを見てみよう。
有名どころは、やはりテレビCMを
しているゲームだろう。

私が覚えているかぎりで挙げてみる。
まずは、「モンスターストライク」。

モンストの愛称で親しまれており、
2013年にリリースされてから順調に
ダウンロード数を積み上げている。

スマホ画面上で指をなぞって
引っ張るというアクションを誕生させた。

今では日本国内のみならず、
全世界でひっぱりアクションを
提供している。

その数は実に4000万ダウンロードと、
ゲームの中でもかなり大きな数字にまで
成長している。

提供している会社は「mixi」。
かつてのSNSの草分け会社が、今では
ゲーム会社となっている。

そしてお次は「パズル&ドラゴンズ」。
パズドラの愛称でお馴染みのパズルゲーム。

2012年のリリースで、全世界累計の
ダウンロード数は6000万と、こちらも
勢いが衰えていない。

パズルをクリアして、敵を倒して
強くなっていくゲーム。

テレビCMで美しい歌声を披露していた
アメリカのペンタトニックスが印象的。

提供している会社は、ガンホー・オンライン・
エンターテイメント。

そしてもうひとつ、「ディズニーツムツム」。
こちらも世界累計6000万ダウンロードと、
パズドラとの2大ゲームタイトルとなっている。

ぷよぷよに似たパズルゲームで、
それがディズニーキャラクターなので
「かわいい」のがウリ。

このゲームの強みは、やはり「LINE」。
全世界で10億ダウンロードという
途方もない数字の上に、広告宣伝を
打てるという強み。

もちろん、提供している会社は
無料通話・チャットアプリの「LINE」も
提供しているLINE株式会社。

最後に忘れてはならないのが、
「ポケモンGo」。

近年のリリースにも関わらず、
ダウンロード数は6億5000万。
もう、想像も出来ない。

日本の任天堂が提供していると
思われがちだが、実際に提供しているのは
アメリカのナイアンティックという会社。

任天堂も出資している会社だが、
ポケモンGoでの収益は直接には任天堂に
入らない。

しかし、関係がないわけではない。
ナイアンティックという会社に出資し、
共同開発を行った株式会社ポケモン
(ポケットモンスターの商標を持っている会社)
は、任天堂の連結子会社。

株式会社ポケモンの利益の一部が
任天堂の決算に反映されることになる。

スマホゲーム会社の売上をピンハネする会社

さて、いくつかご紹介したゲーム提供会社、
それなりの売上を叩き出している。

しかし、その売上=消費者が支払った金額
ではない。

消費者が1万円支払ったとすれば、
ゲーム提供会社に入る金額は7,000円。
残り3,000円はどこにいったのか。

それは、スマホでダウンロードする際の
「App store」や「Googleプレイス」など、
いわゆるスマホ上でのお店の取り分。

スマホ上で売上が上がれば上がるほど、
勝手にチャリンチャリンと入ってくる。

ゲーム提供会社のビジネスモデルも
見事なものだが、それ以上に見事。

アップルとグーグル、儲けまくり。
なんとも羨ましい限り。

さて、問題のゲーム提供会社のビジネスモデルは?

前置きが長くなった。
長くなったので、ビジネスモデルについては
明日のブログに書くことにしよう。

決して怠慢ではない。
読者の皆様の読みやすい文章の長さを
考えたら、それが一番だと判断した。

それでは、明日・・・。

 

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