今年の春闘も一段落。さて、なんで春闘って言うの?ベアってなに?

春闘集中回答日、ベアが
昨年実績を上回ったーーー

何気なく流れるニュースの文言。

なんとなく意味は分かるが、
少し詳しく見てみよう。

そもそも春闘ってなに?

ニュースでは毎年みかける言葉。
大企業にお勤めの方は
よく聞く言葉だろう。

しかし、中小企業の方が
遥かに多い。

働く人の70%は中小企業に
勤務している。

それを考えれば、春闘を
身近に感じれる人は30%ほど
しかいないことになる。

春闘とは、文字通り
「春」の時期に「闘」うこと。

労働者側と企業側(雇用側)が
労働条件について争うことだ。

一般的に労働者側は徒党を組み、
労働組合という名のもとに
企業側との労使交渉に挑む。

最近ではあまり聞かなくなったが、
交渉過程において労働側の主張が
通らない場合には仕事をしない、
いわゆるストライキもあった。

子供が親におもちゃを買ってと
せがみ、買ってくれるまで
駄々をこねる、そんな感じ。

最近はストライキにまで
発展するケースはあまりなく、
デキレースと揶揄されること
もしばしば。

仮にそうだとしても、給料が
上がるのは大歓迎なので、
労働者側は期待する時期でもある。

ベアって?定昇って?

この手のニュースには必ず
「ベア」や「定昇」の文字が登場する。

ベアの意味は、「ベースアップ」
のこと。

基本賃金のアップのことで、
その企業の勤務する全員に
恩恵がある。

逆に企業にとってみれば、
人件費の増加となり、収益の
減少につながるので慎重になる。

もうひとつ、定昇。
これは「定期昇給」の略。

1年勤めたら1000円アップの規定を、
1年勤めたら1200円アップにする、
というルールの改定のこと。

どちらも給料アップにつながるが、
企業側はベアよりも定昇で
対応したがることになる。

中小企業にはない?

結論から言えば、大企業のみの話。

なぜかというと、中小企業は
労働者の力が弱いから。

従業員5人の会社で、そのうちの
1人が社長に「給料を上げろ」と
交渉するのはハードルが高い。

下手をすれば、「辞めてしまえ」
などと言われかねない。

それに対して従業員5人全員で
給料を上げろと言ったとする。

さすがに5人全員にいきなり
辞められると、困るのは会社で、
社長が困る。

なので、辞めてしまえという
言葉が出づらくなる。
ただ、給料を上げるかどうかは
その後の交渉次第だろう。

さて、これが従業員1万人の
会社であればどうだろうか。

1万人が一斉に「給料をあげろ、
あげてくれないと辞める」と
言われたら、給料を上げる
他にはない。

1万人が一気に辞めれば、
会社としての機能は停止し、
一気に倒産に追い込まれるからだ。

このように、1人では難しい交渉が
大人数で交渉することで
交渉力がアップするというわけだ。

春闘の結果は経済を反映する

今回のニュースでは、
労働側の条件がほぼ通った感じ。

ほぼ満額回答に近いもので
交渉が終了していっている。

これは、企業の利益がそれなりに
でており、賃金へ回す余裕が
出てきたことによるもの。

会社側も、厳しい経営環境であれば
突っぱねるまではなくとも
交渉してくる。

労働側の主張が満額回答に
近づけば近づくほどに
企業の収益が校長であることを
示すことになる。

今は、大企業の売上は上昇中。
いつまで続くのか。

 

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