レアアース、日本で大量に発見!資源国となれるか?

レアアースの世界需要の
数百年分の埋蔵量が確認された。

その場所は、日本の排他的経済水域内に
位置する、東京の小笠原諸島の南鳥島で
見つかった。

これは、何を意味するのか。

レアアースのおさらいから

日本語で言うと「希土類元素」。
聞きなれない言葉。

難しく言うと理解できないので、
私なりの噛み砕きで説明する。

「ちょっとしかない金属」
まぁ、そんな感じのもの。

金属、と聞いて何を思い
浮かぶだろうか。

金属は大きく3種類に
大別される。

ひとつは、ベースメタルと
呼ばれる金属。

鉄や銅、亜鉛、鉛、アルミニウムなど
を指し、我々の生活で普通に
どこにでも使われている金属。

そして、ふたつ目は貴金属と
呼ばれる金属。

女性が大好きな響きだろう。
そう、金、銀、白金(プラチナ)
などを指す。

ベースメタルに比べて
腐食しにくいという特性がある。

なので、アクセサリーに
使用されることが多く、
ベースメタルよりも高価。

そしてみっつ目に、レアアース。
経済産業省は以下のように説明している。

「地球上の存在量が稀であるか、
技術的・経済的な理由で抽出困難な
金属のうち、安定供給の確保が
政策的に重要」なもの。

さて、この説明を少し噛み砕いてみよう。
存在料が稀、というのは
イメージしやすい。

まぁ、ぶっちゃけ少ないってことだ。
問題は次の文章だろう。
「技術的・経済的な理由で抽出困難な金属」

つまり、量はたくさんあるけど、
実際の採取がとても困難な
金属のことを指す。

そして最後の文章。
「安定供給の確保が政策的に重要」
これは何を意味するのか。

実はレアアース、とても使い道が
豊富というか、利用し易いというか。

液晶テレビの画面を磨く研磨剤に
使われたり、鉄に少量を混ぜることで
協力な磁石を作ったり出来る。

商業利用に最適で、いわゆる
お金になる金属として見られている。

国の経済を活性化させるには、
かなり重要なものといっていい。

なので、国としてはレアアースを
確保したいと思っているわけだ。

世界のレアアース、ほとんどが中国

希少にも関わらず、世界に流通する
レアメタルの実に95%以上が
中国で採掘されている。

中国は、ほぼ独占している。
値段も釣り上げ放題。

しかも、一昔前にあった
尖閣諸島沖での漁船衝突騒動。

あの一件で中国は激おこぷんぷん丸で、
レアアースの日本への輸出を止めた。

なので、日本に入ってくるレアアースの
ほとんどは、別の国から輸入している。

手に入れることが以前にもまして
困難になったため、価格が高騰して
以前の50倍程度になっているという。

中国では、外交の切り札としても
このレアアースを使っている。

それだけ必要なもので、手に
入りにくいものだと覚えておこう。

日本は資源国に?

改めて今回のニュースを
見てみよう。

排他的経済水域とは、
日本が管理する水域のこと。

国も認めるほどの希少価値の
高いレアアースが、しかも
大量に国内で発見されたのだ。

まだ発見されたという段階だが、
中国や外国諸国からレアアースを
輸入しなくても良くなるわけだ。

しかも、逆に日本が輸出する、
なんてことも可能となる。

それだけインパクトのある
ニュースだった。

ただし、問題もある。
埋蔵が発見された、という段階で、
採取されたわけではない。

今後は、発見されたレアアースを
安価に取り出すことを考えないと
いけない。

安価な採掘が出来なければ、
厳重なガラスケースに入れられた
林檎の如く、どうしようもない。

使えるようにしてナンボ、と
いうことだろう。
さて、安価な採掘は
日本でできるのだろうか。

もし可能ならば、経済構造が
急変する可能性を秘めている
だけに、注視したい。

 

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