ランク付けが大好きな日本人。ランキングとの向き合いを考える

◯◯ランキング。
ついつい見てしまう。

何にでも順位を付けたがる
国民性なのか。

今日はコラム風に。

ランキングには大きく2種類ある

「ランク」は日本語で「順位」を
意味する言葉。

似た言葉では、レベル、クラス、
グレードなどの言葉もある。

どれも、なんとなくだが
高いほうがいい、と思う人が
多いのではないか。

このランクを付ける行為、いわゆる
ランキングには大きく2種類の
方法がある。

一つは客観的なランキング。
第1位は。。。第2位は。。。
という感じのもの。

何かの数字を根拠に、その
順番を決定するやり方。

数字の根拠が人気投票であったり、
売上であったり、来場者数で
あったり。

それに対して、何の根拠もない
のに主観的にランク付けをするもの。

メーカー側が出す商品に
優劣をつけ、それを「グレード」
や「クラス」などで分ける。

ハイグレード、最高クラス、
プロレベルなどの言い方をする。

実際の数字は関係なく、あくまで
言っている側の勝手な主張だけ。

なので、主観的か客観的かで
ランキングの信頼度が変わってくる。

もちろん客観的なランキングの
方が信頼度は高く、参考に
される場合が多い。

食べログなどがいい例だろう。

自分のランキングを考える

さて、あなたは何位?
と聞かれるとする。

何の、どこの範囲の順位か。
クラスの中での成績の順位。
会社の中での営業成績の順位。
知人の中での収入の順位。

様々なランキングが作成できる。
上の方の順位になれば、
優越感が広がる。

逆に、下位の方だと、やるせない
気持ちになってしまう。

前述した通り、これは何かの
数字を根拠にした順位。

つまり、他人と比較した際に
自分がどの位置にあるかを
示すもの。

客観的に自分を見つめ直す際には
確かにいいだろう。

だが、上位になるものが
少ないと感じる人がほとんど。

これは、上位になるもので
あればあるほど、自分の順位を
気にしていないからだ。

企業で考えてみる

業界のランキング。
企業にすれば、ひとつの
ステータスとなるもの。

業界の売上が1位の企業は、
2位に抜かれまいと必死になる。

2位の企業は、なんとか1位に
なれないかと努力する。

当たり前といえば当たり前だが、
こんな話をしていると、ある歌を
思い出す人も多い。

「ナンバー1にならなくてもいい
もっともっと特別なオンリー1」

この歌詞に共感した人も多いだろう。
それだけ、日常にはランキングの
意識が多く、気にしている。

そのランキング呪縛から解き放たれ、
独自路線に進むことを推奨する
ような歌詞。

企業で言えば、どこもやっていない
新しいサービスを展開し、新規の
事業を展開するようなもの。

例えば、AbemaTVなど。
今までどこの企業もやっていなかった
インターネットTVを本格化させた。

もちろん、どこもやっていないので
この業界では必然的に1位となる。

個人としては

競争社会に生きる我々。
常に他人との比較で生きている。

その競争社会に疲れたら、
新しいことをしてみるのもいい。

誰もやったことのないこと。
誰もやらないもの。やろうと
しないようなこと。

その世界には、比較するものはない。
闘う相手は自分自身。

他人からの評価を基準に
する必要は全く無くなる。

これを勧める著書や著名人は
多く存在するが、簡単ではない。

ただ、誰もやったことのない
ことを考えなければ、そもそも
思いつくものではない。

競争社会から抜け出て
自分自身と闘うものに
身をおいた瞬間に、あなたは
新しいものを見ることになる。

それっぽく書いた今回の
コラム風ブログ。

人によって受け取り方は
様々だと思うが、少しでも
考えるきっかけになれば幸い。

 

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