仮想通貨の投資信託が登場。メリットとデメリットを理解しておく

若干の熱が冷めてきている
仮想通貨。

復活の上昇相場の牽引役と
なれるかどうか分からないが、
仮想通貨の投資信託が登場。

さて、買ったほうがいいのか。
静観した方がいいのか。

世界初の仮想通貨の投資信託

仮想通貨に投資をする投資信託、
実は世界でも初めて。

「ディジアセ」という愛称で
販売がスタートした。

詳細は割愛するが、運営する企業は
ケイマン諸島に本社を置く会社。

世界初の投資信託が、日本国内で
販売されるとのことで、話題にあがる。

ファンド・オブ・ファンズ形式で、
仮想通貨への直接投資は行わない。

まぁ、簡単に言えば通常の
投資信託と同様の形式。

投資対象はもちろん仮想通貨だが、
各通貨への投資はもちろん、
仮想通貨を利用した資金集めの
手段であるICOにも投資を行う。

その他、マイニングなどにも
投資を行い、まさに仮想通貨に
関わる全般に投資を行う予定だとか。

仮想通貨に投資をしたいが、
良く分からないという方には
いいもの。。。なのか?

少し中身を見てみた

国内では1000億円を上限に
資金を集める旨が目論見書に
記載されている。

そんなに資金が集まるのかな、
という個人的な思いとは裏腹に、
強気の条件設定だ。

初期投資額は100万円以上で
設定されている。

一風変わった条項としては、
純粋に儲かった額の20%を
報酬として取ります、ということが
書かれている。

つまり、運用会社が下手こいて
基準価格が下がっても、運用会社に
痛手はない。

にもかかわらず、儲かったら
その時は20%もらうよ、という内容。

リスクは取らずにリターンだけを
求めた設定だ。

個人的には「ナメてるの?」と
思わざるを得ない条件。

まぁそれでも、買ってみたいと
思う人はいるのだろう・・・

仮想通貨市場は盛り上がる?

仮にこの投資信託が上限の1000億円
くらいまで資金を集めることが
出来るなら、仮想通貨市場が盛り上がる。

仮想通貨関連の投資先は、さほど
多くない。

なので、このファンドがメインとして
投資するものは、各種仮想通貨。

そうなれば、大きな資金での
仮想通貨の買いが行われ、
該当の通貨の相場は上昇する
ことが想像出来る。

しかし、あくまでも大きく資金が
集まることが前提ではあるが。

どこで買えるか不明

運用会社に直接連絡をとって
投資をすることも可能。

しかし、通常の投資信託は
証券会社などで販売される。

今回、このブログ記事を書くのに
少しだがネット等で調べてみた。

販売会社は運用会社HPで
確認が出来ると書かれていたので、
運用会社HPを見てみた。

販売会社は、どこにも記載がない。
探したが、見当たらない。

現時点では、運用会社に直接
申し込みを行う以外の買い方が不明。

あくまで今の段階なので、
今から様々な証券会社で
販売されるのかもしれないが。

そういう意味では、少し静観
していたほうがいいのかもしれない。

条件の中には、買い付けは7日以上前に
言ってね、でも換金は30日前に
言ってね、という内容が存在する。

頑張って購入しても、換金には
実に1ヶ月の期間を要するとなれば、
やはりもったいない。

それでも仮想通貨に投資をしたい、
でも仮想通貨をよく知らないという
方であれば、投資する対象として
見てもいいかもしれない。

もちろん、投資判断は
自己責任で。

 

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