株が大きく下がっています。どこまで下がるのだろう?

日経平均株価は822円安。
今月頭は24400円台だったのが、
昨日の終値で21200円台。

1ヶ月も経たないうちに、
3000円くらい下げた。

これは、どの程度のことなのか。
そして、今後はどうなるの?

世界同時株安

米国はニューヨークの株が
大きく下げたことをうけて、
日本の株も大きく値下がり。

毎度のことではあるが、
米国の動向に引っ張られて
日本の株も下がっている。

世界の株式市場は軒並み下落。
つまり、世界同時株安というもの。

大きく下げた要因はいろいろと
意見の分かれるところ。

ある人はトランプ大統領の
強硬姿勢が経済を失速させているとか。

ある人は、米中貿易戦争が
本格化してきているからとか。

ある人は、企業の業績発表の
内容が思わしくないからとか。

まぁいろんな経済評論家が
いろんな意見を出している。

おそらくどの答えも正解で、
間違っていない。

まぁ、原因が何であろうと、
下がるということは株を
売る人が多いという現状だ。

投資家が株を売る理由は
大きく2つに分かれる。

利益を確定させる場合と、
損失を確定させる場合。

当たり前の話だが、利益を
確定させる売りは、状況が
いいときに行われる。

一方の損失を確定させる場合は、
まだまだ下がりそうだと投資家が
判断した際に、行われる。

一旦は下がっても、すぐに戻すだろうと
思える場合には、じっと売らずに
待っているのが通常だ。

それでも売るということは、
今後の見通しが明るくないと
判断しているからだろう。

今後はどうなる?

今後の見通しを正確に
言い当てれれば、儲かること間違いなし。

当たらないのが株というもの。
それでも、個人的な考察を
述べておこう。

今後はもう少し下がるような
気がする。

理由はいくつかあるが、
まずは米中貿易戦争。

今のところは収束は見えず、
泥沼化の様相を見せている。

こうなれば、様々な企業の
収益圧迫要因となる。

もちろん、恩恵を受ける
企業もあるだろうが。

投資家が一番嫌うのは、
先の見通しが不安定なこと。

もし仮にこの先株価が下落すると
わかっていれば、投資家は
空売りを行って利益を出す。

上がるとわかっていれば、もちろん
株を買う。

しかし、上がるか下がるか
分からない、と言った場合には、
投資家は手仕舞いをする。

つまり、株を売却してしまって
相場の流れを傍観するのだ。

現に、ウォーレン・バフェットは
保有株を売却して現金保有率を
高めている。

本来買うべき人が買わなければ、
株価が上がることは難しくなる。

そんな下がり始めた相場に
少しでも参加している人は、
さぞかし不安になっているだろう。

そして、もう少しさがるかも、
と思った瞬間に、保有株の売却に
向かうことになる。

こうして、大きな下げ相場が
生成されていく。

そして、今回の下げも同様に
投資家の深層心理は「まだまだ
下がる」と思っている人が多い。

かくいう私も、下がると思って
いるうちの一人。

改善はするの?

とにかく不安に思うような
ものがなくならないと、
ここから値を戻す展開には
ならないと思う。

日中貿易戦争の終結が
見えてくることや、企業業績が
軒並みいい場合など。

ちなみに、このブログを
書いているのは深夜。

既に米国の市場は開いて
おり、今のところは大きく
上げている。

しかし、下がった分の
半値くらいしか戻していない。

これを見ている人は、既に
昨晩の米国が上がったのか
下がったのか分かっているはず。

そして、このまま値を戻して
いくようであれば、買い戻しも
入るので一気に上るだろう。

しかし、上がる日が続かない
ようであれば、投資家心理を
一層冷やす結果となり、この先も
しばらくは厳しい相場になるだろう。

さて、今後の株価の動きには
要注意だ。

そして、投資判断は
自己責任で。

 

こんな記事も読まれています

人気の学習カリキュラム

教えて編集長!投資に関する疑問にお答えします
  • 無料会員受付中入会費ゼロ年会費ゼロいますぐ登録
  • 12ヶ月ベーシック会員なら9800円で1960円OFF

マネヤックセミナー情報はこちら

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です