遂にIR法案が成立した。
まぁ、既定路線だったが。
今からの話題は、どこの地域で
カジノが建設されるのか、だろう。
そして、今後はどんな業種が
恩恵を受けるのかも考えてみよう。
IR法案の概要
正式名称は「特定複合観光施設区域の
整備の推進に関する法律」という。
まぁ、長いし覚えにくいので、
忘れていただいて結構。
要点で言えば、基本は賭博行為が
禁止されている日本の中で、
カジノに関しては特例として
承認するための法律、と考えてOK。
そんな性質のものなので、
俗に「カジノ法案」などとも
呼ばれたりしている。
そんな法案に対しては様々な
専門家が苦言を呈している。
ギャンブル依存がどうとか、
今更必要なのか、どか。
まぁ、どんな批判があるにしろ、
現状の自民党の政策なので
議席数の問題で可決することになる。
そして、先日やっと成立した。
晴れて、堂々とカジノについて
進めていけるようになった。
今後の焦点は?
法案成立で、反対意見も
押さえ込み、建設が現実となっていく。
今後は、いかに反対意見を述べようとも
負け犬の遠吠えのようになっていく。
なので、反対意見についての議論は
さておき、現実的に見て今後は
どうなっていくかを考えてみよう。
今現在でもっとも注目を集めるのが、
どの地域でカジノ建設をするか、
ということだ。
最初の時点でカジノ建設の
承認を得れる地域は3箇所。
それに対して複数の候補地の
自治体が手を上げている。
カジノ建設が許可されれば、
地域としての収益も上がる。
人も集まるので、地域経済の
活性化につながると言われている。
選考基準や有力候補等は今は
明るみになっていないが、
浮き彫りになるにつれて、
世間はいろいろと騒ぎ始めるだろう。
承認を受けることが出来る
地域が決まれば、その周辺の
地域経済が活発になることで、
どんな業種が儲かるだろうか。
分かりやすい例で言えば、
その地域に人が集まる。
カジノ周辺に宿泊する客が
増えることから、宿泊業が儲かる。
そして、近隣の飲食店なども
恩恵を受けることになるだろう。
その地域の地方銀行なども、
潤うことが約束される、ような気がする。
そして、ある記事で紹介されていたのが、
カジノのディーラーを養成するスクールだった。
ディーラー養成専門の学校がある
その名も、日本カジノスクール。
ディーラーになりたい人が
通う学校だ。
このスクールのサイトによれば、
1箇所のカジノが運営するためには、
2,000人のディーラーが必要だとか。
3箇所で6,000人のディーラー需要。
まぁ、この話が本当かどうかはさておき。
3ヶ月集中コースや1年コースなど、
期間や内容を選べるようになっている。
気になるその授業料だが。。。
3ヶ月集中コースでは総額で50万円程度。
1年コースでも6〜70万円程度。
これが高いのか安いのかは
全く分からないが、今は盛況らしい。
こんな企業が儲かり始めると
いうことは、知っておいてもいい。
現在の卒業生は約700人らしい。
6,000人の需要を考えると、
あと5,300人は卒業するのだろうか。
この学校に通うことも自己投資の
一貫だが、こんな企業に投資を
行うのもひとつの選択肢。
最も、上場しているわけではないので、
直接投資を申し出る必要があるが。
決め台詞となっているが、
投資判断は自己責任で。