大阪で震度6弱の地震。さて、株や経済はどう動く?

朝の通勤時間帯、大阪北部を
震源とする震度6弱の地震が
都市部を襲った。

ニュース等でも大々的に
報じられ、犠牲者も出た。
被害に遭われた方は、さぞ
大変な思いをされているだろう。

それでも、経済は動く。
株も、大きく影響を受ける。
どのように動くかを知っておこう。

経済と株は相関関係をみせる

経済の動きは、そのまま株の動きとして
反映するといっていい。

なので、株の動きを知っておけば、
経済全体の動きも読める。

さて、今回は大きな地震。
まずは悪影響を受ける
業種を見てみよう。

製造業。特に、工場などを
震源地付近にもつ場合。

工場の稼働が停止する。
これは、機械などの安全点検
などを行うことが理由のひとつ。

しかし、特に首都圏の場合では
別の意味合いでも打撃を受ける。

それは、人手不足。
首都圏で人々を運ぶ電車などが
止まり、出勤すらできなくなるのだ。

工場の稼働が止まることは、
生産量の減少に直結し、それが
そのまま売上の減少につながる。

そして、宿泊業。
地震に限った話ではないが、
災害が起こった地域の観光を
含む宿泊業は、大きな打撃を受ける。

予約のキャンセルが相次ぎ、
新規客の予約も減少する。

災害の規模や程度によっては
長期間において影響が出る。

そして、貨物運送業にも。
これは、取引先の貨物運送の
需要が一気に減ることと、
交通網の麻痺による配達可能な
量の減少が理由。

そして、昨日のブログにも
書いたが、損保会社。

地震被害による保険金の
支払いが膨らむとの見方が
広がる。

大きくまとめれば、
製造業・観光業・運送業・保険業などは
悪影響を受けることとなり、
株価は下がる傾向にある。

地震で儲かる業種は?

少し不謹慎な話題になるが、
地震の影響で儲かる業種もある。

まず思い浮かぶのは、建設業。
家屋の破損や倒壊などで、
受注量が増えることが理由。

今回の地震でも、日経平均は
200円弱の下げを記録したが、
建設業の株価は上がった。

そして、建設資材会社。
◯◯セメントなどは、
需要増で業績に反映する。

地震などの災害直後ではないが、
実は婚活関連の業者も伸びる傾向に。

地震の際に、一人で不安だった
という心理的な本能から、
パートナーを見つける行動が
活発化するのだとか。

最後に、悪影響にも登場した
保険会社。

いっときの支払いはあるものの、
その後の保険加入が格段に伸びる。

まとめると、地震で儲かる
業種は、建設・建設資材・
婚活・保険など。

影響の程度を見極める

今回の地震は、首都圏での発生で
影響は大きいことが予想される。

といいつつも、死者やけが人が
今のところ多くはないことや、
津波などの2次被害があまり
報告されていないことから、
経済への影響は軽微ではないかと推測する。

しかし、今後のニュース報道などで
致命的な被害(原発の損傷や、
インフラの停止など)が報告されれば、
株価下落の要因となるだろう。

影響の程度や範囲を見極めて、
適切な投資を行うことで
分かりやすく利益を得ることを
おすすめする。

 

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