新しいFRB議長”パウエル”という名前を覚えておこう。

米の米連邦準備制度理事会
(FRB)の新しい議長が
今月5日、就任した。

さて、FRBって何?
議長って偉いの?
日本でいうと?

よくニュースに出てくるので、
しっかり覚えておこう。

FRBって?議長って偉いの?

まずはFRB。
「Federal Reserve Board」
の略で、日本語で言えば
連邦準備制度理事会。

イメージしずらいと思うが、
日本で言えば日本銀行の役割。

国全体の金融施策を担う、
金融の中心となる機関。

そして、そのFRBの議長に
新しく就任したパウエル氏。

日本で言えば、日銀の
黒田総裁の立ち位置となる。

米の金融の中心ということは、
世界の金融の中心ともいえる。

今後、パウエル議長の発言が
世界の金融に大きく影響を
与えることになる。

例えば、パウエル議長が
市場の予想に反して「利上げしまっせ」
といえば、株は下がる。

金融における最重要人物の
ひとりである。

パウエル議長ってどんな人?

本名はジェローム・パウエル。
御年64歳。

超名門大学で法務博士の
ライセンスを取得するなど、
いわゆる法律専門家。

職歴としては投資銀行と
呼ばれる投資会社の役員を歴任。

ブッシュ政権時代から
国の金融政策に加わり、
財務次官などを経験。

一方で、投資ファンドの
共同経営者も勤め上げており、
投資におけるプロ。

FRBの理事を担っていたが、
今回、トランプ大統領の
指名のもとに新しく議長に就任。

前議長であるイエレン氏の
「緩やかな金利上昇」などの
金融施策を踏襲するとみられる。

つまり、今までの金融施策と
大きく変更するような路線は
ないという。

「穏健派」とも呼ばれ、とにかく
波風の立たない人事だと
言われている。

歴代のFRB議長をみてみよう

今までのFRB議長も
少し振り返ってみよう。

前議長は、イエレン氏。
歴代初の女性議長だった。
1期4年間、議長を勤めた。

その前は、バーナンキ議長。
名前が特徴的なので、聞いたことが
ある人も多いだろう。この人は2期8年。

そしてその前はグリーンスパン議長。
18年強の間、FRB議長を勤めた。

詳しい話は割愛するが、
なんとなく「聞いたことある」
という名前ではないか。

ニュースなどでたびたび
名前が出てくるFRB議長。

今回就任したパウエル議長の
名前もたびたびニュースに
出てくるはずなので、覚えておこう。

ついでに日銀総裁も

日銀の総裁は黒田氏。
こちらもちょくちょく名前が
出てくる。

実は今年の4月に一旦の任期満了を
迎えることになっている。

つまり、総裁が変わるかも、
ということ。

現在では、黒田氏の再任と
新しく本田氏(旧大蔵省出身)が
噂されている。

黒田氏再任なら予定通りの
消費税増税、本田氏の抜擢なら
消費税増税の先送り、と言われている。

FRB議長が注目されて一段落。
次は日銀総裁の行方に注目される。

 

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