宇宙ビジネスが大きく動いた!民間企業の大金星。

6日、ロケットの打ち上げが
行われた。

某国の脅威の話ではない。
宇宙に向かって飛ばされた
ロケットの話。

そして今回の打ち上げは、
歴史的にも大きな意味合いがある。

打ち上げを行ったのは民間の会社

宇宙ビジネスとしては
様々なものがある。

その中でも真っ先に思い浮かぶ
のが、ロケットの打ち上げ。

モノやヒトを乗せて、
月などへ運ぶ、移動手段。

大規模な打ち上げ施設から
ロケット自体まで、とにかく
お金がかかる。

お金がかかるのに、未だ
実用的とは言えないのは、
ビジネスモデルが確立していないから。

つまり、投機的なものとして
みられているということ。

そんなリスキーな事業を
先行してやるのは、普通は
国などの行政。

実際に、今までの宇宙開発
事業は国単位で行われ、
国ごとに競い合っていた。

ところが今回、ロケットの
打ち上げを成功させたのは
100%民間の企業。

「あれ?民間企業もロケット
発射してなかったっけ?」
と思われた方もいるだろう。

今回のロケット発射は、
今までとは少し違っていた。

今までは小型

今までの民間企業のロケット
打ち上げは、すべて小型。

NASAやJAXAがやっているような
大規模な打ち上げは費用が
かかりすぎるからだ。

小型ロケットをたくさん打ち上げて、
宇宙からの情報を切り売りしよう
というビジネスだ。

世界各地で起きている映像や、
気象などの自然情報などを取得し、
企業に販売するのだ。

最近のニュースでも、元ライブドア
代表の堀江氏が参画するベンチャー
企業がロケット発射を行っている。

JAXAでも小型ロケットの打ち上げに
躍起になっている。

1番の理由は、やはり費用面。
小型であれば、失敗しても
損失が少なくて済むからだ。

ところが今回のロケット発射は、
国単位で行っている大型の
ロケット打ち上げ。

しかも、今までで最も強力な
ロケットを打ち上げ、成功したのだ。

打ち上げたのはテスラ

打ち上げに成功したのは、米国の
電気自動車大手、テスラ。

なんと、23階建てのビルに
相当する大きさのロケット。

あくまで実験段階だが、
人やモノを運ぶことも可能。

今回は、テスラ社の自動車である
「ロードスター」も積まれている。

今までの開発期間は15年以上、
開発費用は1000億円を越える。

そして、ロケットに使われる
大型エンジンが、再利用可能
というところが大きい。

今までは、打ち上げたはいいが
その後の再利用は出来ず、1から
作り直さなくてはならなかった。

再利用が可能ということで、
経費面でも抑えることが出来るという。

ここまでの大きな成果を、
国の機関であるNASAは
一切関与していない。

100%民間企業でやり遂げられた
成果だという。

今回の打ち上げ成功を機に、
民間企業もこぞって参入する
ことになるだろう。

宇宙に関するサービスが
身近になる日もそう遠くない。
投資先としての魅力は十分だ。

 

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