日本から出たら1,000円!出国税が来年から実施!

国際観光旅客税、いわゆる「出国税」
が参議院本会議で成立した。

施行は来年1月7日から。
日本人・外国人関係なく
日本から出国する際に
1,000円の税金が取られる。

なぜ???

27年ぶりの新税が決定

税金、それは国民を苦しめる
年貢である。

と、私は思っていたりする。
まぁ、それはおいといて・・・

税収がないと国の運営が
立ち行かないので、仕方がない
といえば仕方ないのだが。

とはいうものの、新しい税金が
決まろうとするたびに反発がある。

消費税が徐々に上がっていたりするが、
毎回の如く野党からの反発がある。

そして、実に27年ぶりの新税が
決定された。
1992年に導入された「地価税」以来。

正式名称は国際観光旅客税だが、
出国税と呼ばれている。

国籍に関係なく、日本から
出国するたびに1,000円の
税金を課す、という内容。

航空券などに1,000円が上乗せ
されて徴収される。

徴収された税金は、外国人向けの
設備投資に使われるという。

日本を訪れる外国人観光客の
おもてなしの資金として使われる。

・・・なぜか釈然としない。
税金が投入されるのは観光地。
しかも外国人向けの施設。

我々への還元はない。
まぁ、観光地で働く人はいいが。

ちなみに、年間で400億円の
税収を見込んでいるという。

出国税、採用国は意外と多い

出国税を導入している国は意外と多く、
アメリカ、フランス、オーストラリア、
韓国、香港等。

さて、出国税の金額はいかほどか。
フランスは約1,000円。
韓国は約1,000円。

アメリカと香港は少し高くて1,600円。
オーストラリアはなんと約5,000円。

世界各国と比べると、今回の
日本の出国税1,000円は
妥当な金額なのだろう。

他の国で採用されているから、
という理由で決定された。
日本のオリジナリティはない。

そして、観光業界からは
ひとつの懸念も。

「観光促進」という名目に使われる
税金、いわゆる目的税となるが、
その使途が曖昧。

例えば、空港の整備や緑化促進など
「外国人が喜ぶんじゃね?」と
思える内容ならOKということ。

極端な例を出すと、道路整備に
使われる費用も、外国人が
道路を見て「おー近代的じゃん」
と思うよね、と言われればOKとなる。

新税なだけに、様々な意見が
出てくるだろう。

さぁ、観光業界で仕事をしよう!

 

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