夫の死後2年半で、夫の子供を出産?

アメリカでの話。
警察官だった夫が殉職して
2年半後に、夫の子供を産んだ。

ん?と思うニュース。
でも、本当の話らしい。

それを可能にしたのは、
冷凍保存技術だった。

少し悲しいニュース

アメリカ・ニューヨークの話。
夫に先立たれ、悲しみに包まれる
妻のサニー。

しかし、ふと夫の精子を
冷凍保存してもらっていたことを
思い出す。

人工授精手術を行い、成功。
通常の妊娠期間を経て、
産まれた子供はまぎれもない
夫の子供。

なるほど、いい話だなぁと
思いつつ、技術は進歩したなぁと
感心する。

また、生命の倫理についても
考えさせられるニュース。

しかし、このサイトはお金の
勉強をするサイト。

この「精子の冷凍保存」と
「人工授精手術」にいくら
かかるのか、調べてみた。

まずは精子の冷凍保存

もちろん可能な医院により
価格は異なるようだ。

初回は2万円前後が多いとのこと。
そして、冷凍保存・管理料として
年間に約1〜2万円の費用がかかるらしい。

日本の場合は、夫が生存していなければ
精子保存は不可。

つまり、今回のニュースのような
話は、日本では無理ということ。

人工授精の費用は?

ズバリ、1〜2万円程度。
もちろん、成功するか失敗するか、
つまり懐妊するかどうかは別の話。

不妊に悩む多くの夫婦で
広く行われている。

懐妊の確率は10%未満と
そこまで成功率が高いわけでは
ないらしい。

失敗すれば、次回は再度
費用がかかる。

精子の冷凍保存にしても、
人工授精手術にしても、

男の私からすれば、意外に安いと
感じてしまった。

ただし、冷凍保存費用も
年間の費用。毎年かかる。

人工授精も、一回のチャレンジに
かかる費用。

どちらも長引けば、
より多くの費用がかかる。

精子の冷凍保存はストックビジネス

人工授精は、毎度の施術が必要なので、
ビジネスで言えば請け負い型。

仕事が舞い込んでくれば
収益につながる。

一方の冷凍保存は、
一度保存してしまえば、

その後は管理料という
いわゆるストック型ビジネス。

こんな話で儲かるだのという
話は気を悪くする方がいると
思うので、この辺にしておこう。

技術の進歩はどこまで

先日書いた、人体の冷凍保存の
ブログにしてもそうだが、
生命に関する技術の進歩も進む。

当然、倫理的な論争に発展し、
「神の領域」などと言われることも
しばしば。

しかしながら、実際にも
これらの技術の進歩に
助けられた方がいるのも事実。

一昔前にはタブーだった人工授精が
批判を浴びなくなってきた。

遺伝子操作も含めて、
人はどこまで技術を進歩させるのだろうか。

クローン人間も間近、というか、
もう既に存在しているのかもしれない。

様々な企業経営に言われることだが、
「人」への投資は重要な要素。

大きく考えれば、この話と
そんなに変わらないような気も
してきてしまう。

「採用するくらいなら、
作った方が早くね?」
という時代がきてしまうのか。

見に覚えのない女性から
「これ、アナタの子供です」と

突然打ち明けられる日も
あるかもしれない。

 

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