オタクのもたらす経済効果とは?

あるテレビ番組でマツコ・デラックスが
「今の日本の経済を支えてるのは
オタクと言っても過言じゃない、
オタクがお金を回してる」と言っていた。

本当にそうなのか?
今日はそこを検証してみる。

オタクが好きなアニメの経済効果

大きな経済効果をもたらす
代表的なアニメ「ラブライブ」。

好きな人はとことんのめり込む
らしい、2次元の代表作。

「ラブライバー」という単語が
できるくらいの熱狂ぶりらしい。

では、この「ラブライブ」で
どれだけの収益が出ているのだろうか。

ラブライブの劇場版の観客動員数は
200万人突破(アナ雪の1/10)。

興行収入は28億円。
「君の名は」の興行収入は250億円。

ん?そこまででもない?
と疑問に思う方も多いだろう。

しかし、アニメの世界では、
メインはグッズ販売。
では、グッズ販売の額を見てみよう。

ラブライブ関連グッズ販売は
500億円を超えるらしい。

同じグッズ販売では、
アンパンマンが1500億円。

アンパンマンの3分の1と
いえば、凄いことだろうが・・・

次は別の視点で見てみよう。

オタクが集うイベント

オタクの一大イベント
「コミックマーケット(通商:コミケ)」。

世界最大の同人誌即売会で
毎年年2回3日間ずつ行われる。

3日間で合計50万人前後が来場し、
1回の経済効果は180億円にも
のぼるらしい。ふむふむ。

他にも聖地巡礼で発生する
経済効果もある。

※聖地巡礼とは、アニメなどの
舞台となった地域に実際に
赴くこと

訪日外国人のうち約6%の
(81万人)がその目的で来ている。

確かに経済効果はある。
確かに小さい額ではないが、
経済を回すほど大きいものとはいえない。

アニメ・マンガ業界よりも
自動車業界のほうが経済効果は
断然大きい。

結論は、オタクが好きな
アニメ業界は、そこまでではない。

いつも疑問に思うこと

ここからは個人的な意見。
批判も出るであろう、勝手な妄想。

「オタク」と聞いて、
少し小馬鹿にしてしまう人も
未だに多いだろう。

かくいう私もそのうちの1人。
「お前、オタクだな」と言われると、
おそらく全力で否定することだろう。

しかし、そんなオタクたちは
アニメの映画を見て、グッズを買い、
コミケに参加する。

時には、アイドルのために
CDなどを何枚も購入する。

テレビなどでオタクが登場
するたびに、「ああはなりたくないな」
と思ってしまう。

しかし、オタクはそれなりに
お金を使っている。

そこまで大きな経済効果では
無いと言いつつも、それなりに
お金を落としているわけだ。

そして毎回疑問に思うことが、
「オタクってどうやってお金を
稼いでいるんだろう」と。

普段は普通のサラリーマンなのか。
それとも、夜間の警備員をしているのか。
ひょっとして株のトレーダーだったり?

いろいろ妄想するが、何の根拠もなく
オタクは仕事なんてしない、という
先入観がある。

仕事をしないんじゃなくて、
仕事が出来ないはずだ、と。

そして自分なりの一つの
結論が出た。

「オタクの親の多くは金持ち。
金持ちの子供はオタクになる。」

あながち間違ってなさそうだと
自分に言い聞かせる。
実際はどうなのか。

謎のベールに包まれて、
今日もオタクは金を使う。

 

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