今年の値上げされるものは、
近年まれに見る多さ。
最近では、ガソリンが順調に、
と言っていいのか分からないが、
値上げが進んでいる。
そんな中、牛乳までもが
値上がる可能性があるらしい。
ガソリン高騰はどうして?
まずは目先の値上がり著しい
ガソリンを見てみよう。
1リッター150円を超える
スタンドも多く見られる。
ガソリンが高くなる原因は、
まぁ大方の人はわかるだろう。
そう、原油が値上がりしているからだ。
これは、経済の知識がない人でもわかる。
少し気にして欲しいのは、どうして
原油が値上がりしているかだ。
もちろん、一つの明確な要因が
あるわけではない。
いくつかの要因が重なり、
値上げにつながっている。
よく言われる要因のひとつは、
アメリカとイランの関係。
イラン核合意からアメリカが脱退
したことで、経済制裁が行われた。
イランからの石油輸入が制限されることで、
原油の供給が減り、値上げにつながっている。
さらには、世界経済の好調も背景に。
様々な産業で石油が使われ、
需要が増加していることも要因。
そして、季節的な要因もある。
夏はドライブシーズンで、一般的には
石油需要の増加の時期で、上がる時期。
ガソリン値上げは家計に直接的な
打撃を与えるだけに、勘弁して欲しい。
最近は野菜も高い
ここ最近は、野菜の値上がりも
顕著になっている。
相場がいくら、とかは詳しくないが、
世の奥様方が言っていたので
間違いないだろう。
それに、先日自宅で料理をした際に
人参を使って叱られた。
高い人参を使うな、と。
いつもはいくらで、どのくらいの
値上がりをしているかは知らないが、
高くなっていることは確かだろう。
もちろん、これにも要因がある。
例えば、先日の猛暑日の連続だったり、
集中豪雨だったり。
しかし、野菜が高いのはもっと前から。
去年からの話だ。
これも要因は天候で、生産量が
単純に減少したせいだと思っていい。
天候不順、とはいうものの、
台風被害もなく、豪雨被害もなく、
干ばつ被害もなく、猛暑被害もない。
何もなく穏やかに年が過ぎていく、
そんな年なんてない。
問題は、天候などの被害の、
程度の問題だろう。
そして今年は大きな被害をもたらした
集中豪雨と、たくさんの死者を
出した連続猛暑日。
今からもっと野菜が値上がり
することが予想される。
なんと、牛乳まで・・・
ガソリン・野菜に続いて、
今度は牛乳までもが
供給減少による値上がりを懸念
されているという。
その要因は、連続猛暑日に
あるようだ。
乳牛は夏の時期に受胎し、
翌春に出産。
出産後約2ヶ月程度が最も
搾乳を行いやすい時期だという。
少し機械的な話になってしまうが、
人間でいえば夏のアバンチュールで
子作りをさせる。
春に出産し、母乳が出るのが
ピークとなる出産後2ヶ月後、
というのが夏前らしい。
ところが、猛暑日が続いたことで
夏のアバンチュールを楽しむ余裕も
なく、クーラーの効いた部屋で1日中
ゴロゴロしている人が多かった。
結果、アバンチュールを経験し、
妊娠した人が少なくなる、という感じ。
今の搾乳ではなく、半年後の搾乳の
量が、圧倒的に減少するだろう
という見方だ。
牛乳などは、買い置きなんて
出来ない。
しかし、毎日のように消費される
人気の飲料だ。
学校給食でも採用されているほどの
栄養価をもつ。
高騰を理由に、給食から
牛乳の姿が消えるのだろうか。
そうなれば、身長が伸びない
人が多くなり、日本人の平均
身長が下がり。。。
まぁ、どんな影響が出るかはさておき、
牛乳の値上がりも近い。
覚悟しておこう。