ピーチとバニラが統合。何の話か分かりますか?

ピーチとバニラが統合。
新作スイーツの話ではない。

LCCの航空会社である
ピーチ・アビエーションと
バニラエアが統合するという話。

では、このLCCの業界を
少し覗いてみよう。

LCCとは?

今更だが、おさらいとして。

LCCとは、「ローコストキャリア」
の略で、いわゆる格安航空会社の
ことを指す。

通常の航空会社を対比として
レガシー・キャリアと呼び、
その違いを鮮明にしている。

航空代金は半額近くにまで
設定されており、利用者の
低価格志向にマッチした
サービスとして定着した。

レガシーキャリアとの違いは
いくつかある。

多くのLCCでは、機種を1種類に
統一しており、操縦士や整備士の
育成に費用を抑えている。

また、手荷物の重量制限を
設けており、手荷物以外は
別途料金がかかったりする。

機内サービスなど、無料の
サービスを最大限カットし、
「移動」のみに焦点をおいた
航空会社といえる。

LCCの業界動向

代表的な航空会社名でいえば、
ジェットスター、ピーチ、
バニラエアなどである。

業界1位はジェットスターで、
日本航空(JAL)とオーストラリアの
航空会社カンタス航空、そして
三菱商事と伊藤忠商事系の
リース会社が出資して誕生した会社。

出資構成は少し複雑だが、
JAL系とおぼえておこう。

そして、業界2位のピーチ・
アビエーション。

こちらはANAホールディングスと
香港の投資会社、そして産業革新機構
(国の資金)が出資して設立された。

まぁ、ANA系とおぼえておこう。

そして業界3位のバニラエア。
こちらは、もともとの名称は
エア・アジアだった。

ANAホールエディングスと
マレーシアの航空会社である
エア・アジアが共同出資で
設立された会社。

しかし、日本国内の航空旅客券の
販売方式をめぐり対立し、
エア・アジアの持つ株式を
ANAが取得することで提携を終了している。

今では、ANAグループの
100%子会社である。

なので、今回のニュースを
簡単にいえば、ANAグループ傘下の
LCC2社が統合する、というもの。

なので、特に真新しい話でもなく、
前から話の出ていたもの。

今回の統合で、業界1位の
ジェットスターを超えることに
なり、業界1位の座に就く。

厳しい経営環境も?

2015年、LCCの一角を担っていた
航空会社スカイマークエアラインズが
民事再生法の適用を申請し、経営破綻している。

その他、エア・ドゥ、スターフライヤー、
スカイネットアジア航空なども
LCC業界で健闘したが、破綻。

ほとんどのLCC航空会社は、
JALやANAの傘下に入り
経営再建を目指すことになった。

航空業界の市場規模は
年々増加している。

にも関わらず、LCCの苦境は
続いている。

格安で運営するということは、
それだけ回転率を上げる
必要があるが、それが思うように
いっていない。

国内線は多くをレガシーキャリアが
占めている。

さらに、離発着をするための
飛行場との交渉も思うように進まない。

まぁ、場所がない、ということだ。
そして、運行回数も予定通り
拡大せず、頭を悩ませている。

今回の統合も、そんな厳しい
経営環境を背景に、ANAグループの
戦略として検討されたもの。

消費者としては安く移動出来る
手段としてはありがたいが、
LCC業界はどうなっていくのか。

 

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