イチロー選手といえば、誰もが
見たこと、聞いたことのある名選手。
メジャーリーガーという華々しい
肩書を持ち、数々の偉業をなし得てきた。
そんなイチロー選手が遂に引退。
さて、一体いくら稼いだのか。
イチロー選手の経緯
メジャーリーガーイチロー。
年齢は45歳。
45歳ともいえば、サラリーマンで
言えば中間管理職の年代。
本名は鈴木一郎、ごくごく
平凡なお名前。
どうでもいい話だが、一郎という
名前なのに実は次男。
小学生の頃から野球に打ち込み、
エースで4番という正に野球の
優等生のような存在だった。
高校ではもちろん甲子園に出場した
経験を持つが、2度の甲子園出場は
どちらも初戦敗退で終わっている。
プロ転向後、ご存知の通り
オリックスに入団。
契約金こそ4000万円と相当な
額だったが、年俸は430万円と
サラリーマンのような金額だった。
そこから成績や記録を残し、
年俸はみるみる上がっていく。
そして、アメリカへ。
メジャーリーガーへ。
メジャーでも相当な活躍をし、
通算安打数で歴代1位にまで
上り詰め、現在に至る。
年収の経緯
プロ野球選手なので、年俸は
ある程度は公開される。
オリックス入団の初年度は
430万円と前述したとおり。
2年目、3年目は800万と
サラリーマンでも高収入の
部類になっていた。
大台に乗ったのは4年目の
年俸からだった。
一気に10倍の8000万円の
年俸。ここで、サラリーマンとの
比較ができなくなった。
中小企業の社長でも年収が
2〜3000万円程度だろう。
中小企業経営者の年収も
わずか4年目で追い抜いた。
年収8000万円、月の給料に
換算すれば、6〜700万円。
この時点で一般人ではなくなったと
思えばいいだろうか。
ところが、ここで終わりではない。
翌年は遂に「億」に到達することになる。
5年目は1億6000万円。
6年目は2億6000万円。
7年目は4億3000万円。
8年目は5億円。
9年目は5億3000万円。
アラサーの時点で20億近くを
稼いだということになる。
そして、メジャーへ移籍。
移籍して4年間は日本での年俸と
そう変わらない程度だった。
ところが5年目で更にアップ。
12億5000万円という年俸に。
この年俸が3年間続き、
今度は最高年俸である18億円に。
18億の最高年俸が5年間続き、
そこから下がり始めるわけだが。
もう比較する対象がないくらい。
ちなみに、ユーチューブで稼いでいる
ヒカキンは、2億〜3億の年収らしい。
そして、プロ転向後26年。
とうとう引退を表明した。
生涯稼いだ金額は、年俸だけで
軽く100億円は超えている。
200億円にも届きそうな・・・
そして、これはあくまで
年俸での収入。
これにCMなどのスポンサー収入も
プラスされるので、まぁとにかく
よく稼いだ人だ。
一般的なプロ野球選手は?
イチロー選手があまりにも華々しい
成績で活躍したので、年収も
桁違いとなった。
では、一般的なプロ野球選手では
どのくらい稼げるのだろうか。
テレビでもよく見る有名な
プロ野球選手であれば、年俸
数億などの話はよく目にする。
しかし、万年2軍の選手なども
一応はプロ野球選手となる。
2軍選手の年俸は4〜500万円程度。
そんなに悪くないじゃないか、と
思う人もいるかもしれない。
しかし、2軍ということは、
いつクビになってもおかしくない、
いわばクビ候補軍団。
年収4〜500万円の仕事も
来年には無くなっているかも、
という現実に向き合うことになる。
上場企業などに勤める人は、
ボーナスもあれば休暇もあり、
クビの心配もそう大きくはない。
1軍選手になれない人は、
サラリーマンよりもきつい。
実力の世界と言ってしまえば
それまでだが、決して華々しい
人だけがいるわけじゃない。
そう考えれば、イチローという
選手がいかに偉大だったか、そして
すごい記録を樹立したのか、
ということが分かる。
イチロー選手、長い間お疲れ様でした。
そして、日本人としての自慢と誇りを
ありがとう。