店員による不適切動画の
投稿に関する問題が噴出。

ニュースで取り上げられたと
思ったら、次から次へと。

今の時代特有の問題ではあるが、
今後の行く末はどうなるんだろうか。

不適切動画って？

まぁ、知らない人はいないだろうが、
念の為簡単に解説しておこう。

一昔前の話だが、牛丼チェーン店の
店員が深夜の客が少ない時間帯に
店内で撮影したおふざけ動画が
動画投稿サイトにアップされた。

牛丼の牛の部分をこれでもかと
乗せた動画で、まぁ悪ふざけを
している店員がいるな、程度だった。

これが皮切りかどうかは不明だが、
動画投稿サイトではたびたびこのような
動画がアップされるようになった。

特に多いのは、深夜帯も営業する
飲食店。

店の責任者も不在で、客もいないような
そんな時間になると、いたずら心が
踊るのだろう。

あるお笑い芸能人のように、
「こんなことまでしてやったぜ、
俺ってワイルドだろ？」と自慢するように。

それがエスカレートして、客に
迷惑をかけるようなものまで
現れ始めたから問題視される。

特に飲食店では、客の口に入る
食事に関連するような動画だったり。

もうこうなれば、営業妨害の
域に入ってくる。

会社側も、訴訟を始めとした
社会的措置を、検討ではなく
実施するところまできた。

これを機にいたずら動画は
減るのだろうか。

企業側の対処

動画に関わった人物を特定し、
なんらかの処分をする・・・。

最初は注意だったが、エスカレート
したのでクビになり、それでも
続いたので訴訟。

まぁ、仕方のない流れといえば
それまでだが。

更には、再発防止のために
店内へのスマホ持ち込みの
禁止や、監視カメラ設置なども。

まぁ、企業側の管理としては
当然なのかもしれないが、
いささかやりすぎのような気も。

アルバイトで働く人間からすれば、
そこまでがんじがらめにされると
働く気が失せる。

そこまでじゃないところを
探せばたくさんあるだろう。

ただでさえ人手不足の世の中で、
働きにくい環境を作っているような
気がするのは私だけか。

規則に縛られ、マニュアル化された
仕事以外は禁止。

勤務時間内での自由は無く、
ただ奴隷として忠実に動く
人材が推奨される。

ちょっと悪意を感じる書き方を
したが、そう思ってしまう。

そもそも、勤務環境に不満が
あるのだからこのような事態に
発展するんじゃないだろうか。

例えば、時給5,000円くらいを
もらっているキャバクラのオネェさんは、
動画の撮影や投稿などはしない。

めちゃめちゃ楽なバイトが
あったとすれば、それも起こりにくい
のではないだろうか。

給料が安い、重労働、勤務時間が長い
などなど、様々な不満に対して
反発の意思表示ではないだろうか。

企業側の改め方が変わらない限り、
形を変えてこのような出来事が
起こり得るような気がする。

企業への影響

理由はどうであれ、不適切動画が
ピックアップされた企業は、その
対応やらで人手が取られる。

特に上場企業ともなれば、株価に
直接影響を与える。

もちろん、いい影響ではない。
悪影響しかないだろう。

そんな悪影響を阻止するために、
ルールを変えたり、監視したり。

劣悪な勤務条件を替えるという
手段は思い浮かばないものだろうか。

利益至上主義の世の中では、
一番上げたくないのは人件費。

従業員への給料を削り、その結果
不適切動画を投稿され、その火消しに
また費用がかかるという悪循環。

根本的な、抜本的な見直しが
必要だと思うが、そう簡単には
いかない様子。

飲食店店員による不適切動画の
投稿がタブー視される中で、
どのような手を打ってくるのだろうか。

中には、従業員にSNSで投稿を
促す企業もあるらしい。

個人SNSをひとつの広告媒体と
捉えて、それに対しての報酬などを
設定すれば、新しい展開が出来るのに。

まぁ、時代の流れとともに
また変わっていくだろう。

今日は少し愚痴っぽい
ブログになってしまった。
大変申し訳無い。