車を運転中に捕まった。反則金はどこへ行く?

車社会の現代で、生活のためには
車は欠かせないもの。

そして、日常の運転生活の中で
警察官に止められ、切符を切られる。

あまりいい経験ではないが、
捕まって反則金を支払ったことが
ある人は多いだろう。

あなたが払った反則金は、
どこへ行くのか。何に使われるのか。

捕まったときの切符の種類

捕まった際に、違反の内容に応じて
白切符、青切符、赤切符の3種類が
存在する。

軽微な違反で罰金などがなく、
点数のみが引かれるのが白切符。

主にシートベルト違反などが
それにあたる。

そして、点数とともに反則金が
徴収されるのが青切符。

スピード違反や駐車違反が
青切符の対象。

そして、一発免停の赤切符。
これは反則金ではなく罰金となり、
一番ダメなやつ。

ここで注意しておきたいのが、
青切符は「反則金」で、
赤切符は「罰金」であること。

納付するお金の行方は?

反則金の場合、捕まって青切符に
いろいろサインさせられると同時に
お金を納めるための用紙までもらえる。

「●●円を●日以内に金融機関で
払込をしてくださいねー」と
無情に告げられる。

さて、この反則金、金融機関で
支払いを行ったあとはどこに行くのか。

一旦は国の財源である「国庫」にいき、
そこから各地方公共団体に再配分される。

名目を「交通安全対策特別交付金」に変え、
決められた計算式のもとに交付される。

この交付金は、使途としてはガードレールの
整備や道路標識、横断歩道の設置などに
使用される。

一方、赤切符の場合は「罰金」となり、
国庫に行くまでは青切符と同様だが、
そこから地方公共団体への交付はない。

国の一般財源となり、国が様々なものに
使うことになる。

つまり、赤切符は国の財源、
青切符は都道府県の財源、と
いうことになる。

ノルマと呼ばれる存在

都市伝説のように語り継がれる
交通違反の「ノルマ」と呼ばれるもの。

その背景にある仕組みは、
青切符の反則金を再交付として
受け取る権利。

交通安全対策特別交付金は、国庫として
「予算化」されている。

平成26年度では約700億円の収入があり、
その数字をもとに27年度の予算も組まれている。

そして、約700億円が「今年の収益予測」の
中に入っている。

企業でいえば、「今年はこれだけの
利益が出る予定です」的なもの。

交通違反の反則金がどれだけ
集まるかを、先に数字として
出されているわけである。

日本の地方公共団体の数が約1700なので、
単純計算するとひとつの団体で
年間約4,000万円の納付を見込んでいる。

もちろん人口比によって違うが、
この財源を確保することが求められる。

4,000万円を月に換算して約333万円。
当然、足りなければ徴収に動く。

赤切符ではなく、青切符で集める必要がある。
これが、ノルマと呼ばれる実態。

違反金を支払う際の心得

違反切符を手にした後の反則金の納付は、
なんとも気が重いもの。

行き先、使い道を知っておくことで
少しは気が紛れる。

「自分の払うお金でガードレールが
作られて、多くの人の命を救うのか」

「このお金で横断歩道が作られて、
たくさんの人が安心して歩けるのか」

そう思えれば、少しは笑顔で納付できる・・・
だろうか・・・

実際には警察の不祥事がどうこうとか、
天下りがどうこう、などが浮かぶ。

納付したお金が、ガードレールを作る
会社に流れ、その会社の従業員は
もちろんだが、会社の利益となる。

その会社に警察官OBがいて、
本来の費用以上の支払いがあり・・・

まぁ、そんなことはよくあること。
警察や警察官OBを非難しても、
制度がそうなっているのでどうしようもない。

お金の流れを知って、その流れに
身をおく企業が賢いだけ。
そんな企業に勤めたり、役員として
入ることが賢い選択なだけ。

そう、とにかく「知る」ことが
重要。お金の流れを知っておこう。

 

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