夢の10連休まであと2ヶ月。喜ぶのはどんな業種?

天皇の退位に伴い、GWを
10連休とする内容が発表され、
10連休を待ちわびている人も多い。

一方で、様々な懸念も。
10連休GWについて見てみよう。

10連休を楽しめる?

10日間連続で休み。
さて、皆さんは何をするだろうか。

10連休は、大企業にとっては
そこまで珍しいものではない。

もともとGWに合わせて有給を
使い、10連休にする人も多い。

だが、日本の企業の9割以上を
占める中小企業にとっては、
初めてとも言える10連休。

今まで味わったことのない、
年末でもなんでもない
暖かい日の10連休。

旅行に行く人もいれば、
近場で済ます人もいるだろう。

だが一方で、懸念も多い。
様々なニュース記事で
問題提起がなされている。

銀行はATMの資金切れを心配する。
サービス業は人手不足の心配。

ITの企業は、連休中のサイバー攻撃の
心配や防止に明け暮れる。

休日といえば、大きく消費が動く。
その経済効果を期待した政府だが、
果たして吉と出るか凶と出るか。

ちなみに、あるアンケートの結果では
主婦や土日勤務の職種につく人は
喜ばしく思っていない割合が多いのだとか。

儲かる業種は?

連休、つまり消費が動く休みが
続くことで、どんな業種が
儲かるのか。

真っ先に思い浮かぶのが娯楽施設。
遊園地や複合施設など。

「遊ぶ」をテーマに考えれば、
当然ながら人の出入りが多く
なるだろう。

飲食店も儲かりそう。
休みの日は、外食に出向く人が
多いからだ。

ただでさえ土日は客が増えるのに、
10連休ともなれば10日間連続で
忙しい日が続くだろう。

単純に、消費者向けの業種が
特需を受ける様子が容易に
想像できる。

ただ、忙しいにもかかわらず
人手不足は深刻化しているらしい。

アルバイト店員などは、GWなので
旅行に行きまーす、といって
自由に休みを申告する。

オーナーや店長からすれば、
頼むし出てくれよ、と懇願するが
強制することは出来ない。

せっかくの書き入れ時なのに、
人手不足でそのチャンスを
活かせない懸念がある。

まぁ、それを考慮したとしても
サービス業全般は儲かるだろう。

痛手を被る業種は?

では、逆に10連休で打撃を
受ける業種はどういった
ものがあるだろうか。

会社のほとんどが稼働しないため、
B2B、いわゆる法人向けの
業務を行う会社は仕事にならない。

周りに合わせて10連休を
取らざるを得なくなるが、
その分の稼働日は売上ゼロ。

少しでも売上を上げたいと
休日出勤したところで、周りが
休みなのでどうしようもない。

工事なども、工事作業員が10連休を
取得することで工期が遅れる。

休日にまで工事を進めれば、
休日手当などで経費がかさむ。

建設業にとっては嬉しくない
10連休なのかもしれない。

商品の物流を担う運送業界も、
休日が続くことでドライバーの
確保が急務。

休日が続くことで品薄になっては
せっかくの消費に結びつかない。

いつもよりも多くの配送が
行われてもおかしくない。

いい面も悪い面もある、10連休。
仕事という人もいるだろうが、
大半は休みだろう。

まぁ、決まったことなので
それなりの楽しみ方を考えて
実行すれば、後悔はない。

いよいよ迫ってきた10連休。
何をするのか、早めに考えて
準備しておこう。

 

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