リオオリンピックの記憶がまだ新しい、ブラジルの現状は

ブラジルといえば、昨年に行われた
リオオリンピックが記憶に新しい。

数々の感動の舞台となった。
個人的には、バドミントン女子
ダブルスの金メダルで泣いた。
いや、まじですよ。涙出たもん。

さて、そんなブラジルは1年経って
どのように変わってきたのか。

レガシーとも呼ばれる
オリンピックの施設などは、
現在はどうなっているのか。

株価は堅調

ブラジルの株式市場は
サンパウロ証券取引所が
中心で、全体の指数は「ボベスパ指数」
と呼ばれている。

通貨は「レアル」で、
昨年末は60,000レアルだった
ボベスパ指数は、今は70,000レアル。

絶賛新値追い中で、
勢いもよろしい。

様々な国内経済指標が改善する中で、
未だに不安なものは政治。

大統領の不正疑惑により、
議会から辞任を求められている。

ちなみに、現在の大統領が
辞任を求められたのは2回目。

持ちこたえる大統領なら問題ないが、
果たして・・・。

リオのレガシーはいま?

オリンピックのために建設された
様々なレガシー。

現状を一言で言えば、「悲惨」。
会場の多くが廃墟と化している。

理由の多くは維持管理費や
改修費などの「費用」。

スタジアムなどの保有者は
維持管理費を捻出できずに
放置状態で、不法侵入が続出。

選手村として建設された17階建て
マンションが3,000戸以上ある。

オリンピック終了後、市民に向けて
販売されているが、売れたのは
約1割の300戸程度。

リオオリンピック開催前から
懸念されていた事態が、
現実になっている。

政治的混乱の懸念が大きい

先述した通り、大統領がやばい。
クビになる可能性がある。

クビになれば、新しい大統領が
決まるまで、政治的混乱は必至。

しかし、経済回復基調は軌道に
乗っているという見方のアナリストも
多く、むしろクビになった方が
次に向かえるから良しとも言っている。

クビか続投か。
どちらにしても、決して安定した
政治状況ではない。

ただし、安定していないという
言い方であれば、アメリカも
日本も変わらない。

投資先としては?

政策金利は10%ちょっとと、
かなり高い方。

ということは、リスクは
大きい方と言えるだろう。

レアル建て債券は様々な
証券会社で取り扱いがある。

金利は6〜8%前後が多く、旨味はあるが
為替リスクはつきまとうのでご注意。

そして、株は堅調に推移。
投資先としてはいいかも。

ブラジルの株式は直接買うことは
出来ないが、投資信託などを通じて
買うことができる。

最終的な投資判断はもちろん
投資家自身だが、
私はブラジルが好きだ。

リオの陽気なカーニバル。
食べ物も種類が豊富で美味しい。
なぜかお尻の整形が盛んな国。
いいところはたくさんある。

最後に、私はブラジルに
行ったことがない。
是非とも行ってみたい。

 

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