日本の株式相場のチャートはボックス相場?

ここ最近の日経平均株価は、
大きく動くことが少ない。

チャート上ではボックス相場の
様相となっている。

ボックス相場とはどんなもの?
何に気をつければいい?

ボックス相場とは?

株式相場に限った話ではないが、
価格が変動する相場では
チャートがたびたび意識される。

価格変動の軌跡をグラフにした
もので、誰しも見たことはあるだろう。

チャートの形にはいくつもの
呼び名が有り、デイトレーダー
などはチャートの形だけで
投資をしたりしている。

長期の投資家にとってもチャートは
とても重要な指標。

大きく分けると、長期相場の
チャートでは3つの形に
大別される。

上昇相場、下降相場、そして
ボックス相場だ。

上昇相場は、上がり下がりを繰り返し
ながらもちょっとずつ値を上げて
いくような相場。

長期投資をする際にも、この形なら
ほっとけばいい。
最も利益の出やすい相場だ。

逆に下降相場の場合には、
上がり下がりを繰り返しながら
相場が下がっていく形。

この状態になっていると、どれだけ
相場を読んでいても結果的には
マイナスとなる。

大きな相場観をもつことは
とても重要で、上昇相場で
あることを確認できれば、
どんどん投資すべきと言える。

そして、上昇にも下降にも
当てはまらない相場が、
ボックス相場と呼ばれる。

ある一定の価格帯に入ると、
押し戻されるという形だ。

実際に、ここ1年くらいの
日経平均株価を見てみると、
ボックス相場に入っていることが
分かる。

日経平均が22000円くらいまで
上昇すると、下降に転じる。

逆に、20000円近くまで下がると、
今度は上昇に転じる。

これが続くようなら、20000円近くで
日経平均を買って、22000円近くで
売却すれば、利益が出る。

売買を繰り返すことで
利益は出るが、長期投資には
向かない様子も。

気をつけること

ボックス相場の場合、上述した
ように一定の価格帯で上がったり
下がったりを繰り返す。

だが、この上限と下限を
突破した場合、相場は大きく
動くことが多い。

上限を突破すれば、勢いよく
上昇相場になるだろう。

逆も然りで、下限を突破すれば
下降相場に突入する事が多い。

言い方は様々だが、チャートとは
全体の方向感を示すと言われる。

その方向感が、ボックス相場の
場合には迷っている状況だ。

上がればいいのか下がればいいのか。
チャート上では迷いが生じている
という状況だ。

上がり下がりを繰り返すことで、
相場は大きく動く力を貯めて
いると言われる。

なので、どちらかに方向感が
定まれば、勢いよく動く事が多い。

上昇相場になるなら、投資家としては
どんどん投資するような局面。

逆に下降相場に入るなら、投資家
としては手仕舞いするべき局面。

うわっぱなれるか、したっぱなれるか。
相場の形にも注意しておこう。

ちなみに現在は、上値に戻されて
下値を試す展開中。

日経平均が20000円を切るような
動きとなれば、しばらくは
様子見が必要になるだろう。

 

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