前回、学習したように、仮想通貨の種類はなんと1000を超えています。
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そんな膨大な種類の中から仮想通貨を選ぶには、それぞれの特徴を理解した上で判断することが重要になってきます。今回のコンテンツでは、そんなたくさんの種類の中から、代表的な仮想通貨をご紹介しようと思います。
目次
Bitcoin(ビットコイン)
ビットコインは、仮想通貨の代表格ともいえるほど有名ですよね。前回、仮想通貨には発行上限があるとお話ししました。ビットコインの場合は、2100万Bitcoinが発行上限です。
ビットコインは今も「世界中のみんな」がマイニングしていて、ビットコインの流通量は仮想通貨の中で最も多いのが特徴です。実際、決済方法の一つとして仮想通貨での支払いができる店舗も増えてきています。2018年1月4日現在、日本国内では、ネット通販をしている58店舗、リアル店舗でも232店舗で仮想通貨での支払いができるようです。(参考サイト:Bitcoin日本語情報サイト)
編集長の個人評価
仮想通貨の種類 | ビットコイン |
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発行上限 | 2100万BTC |
将来性 | ★★★★★ |
オススメ度 | ★★★★☆ |
Ethereum(イーサリアム)
Ethereum(イーサリアム)は2015年7月にリリースされた仮想通貨です。正確に言うと、仮想通貨ではなくてプラットフォームになります。仮想通貨を利用したアプリケーションの開発を前提に作成されたプラットフォームで、応用度合いは高いといえます。
仮想通貨を利用したアプリケーションと言いつつも、アプケーション自体に仮想通貨のような価値が存在しています。イーサリアムのプラットフォームを利用したアプリケーションが増えれば増えるほど、イーサリアムの需要は増すことになるので、イーサリアムの価値があがるとされています。
また、イーサリアムの技術を応用した開発・研究を進めるためのアライアンスが存在し、イーサリアムアライアンスといいます。マイクロソフトやトヨタ、三菱UFJなどの大企業が、このイーサリアムアライアンスに参加しているので、イーサリアムの信頼性を高めているのですね。
2017年始めのイーサリアムの価格は800円程度だったのですが、今では140,844円(2018年1月16日現在)まで高騰しています。
編集長の個人評価
仮想通貨の種類 | イーサリアム |
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発行上限 | 上限無し |
将来性 | ★★★★☆ |
オススメ度 | ★★★★☆ |
Ripple(リップル)
googleが10億ドルを投資したことでも知られる仮想通貨リップル(Ripple)。American ExpressやAmazonとの提携など、大手企業との提携で安全性を高めている注目すべき仮想通貨です。
リップルは金融機関同士の送金処理に最適と言われていて、ソフトバンクの孫社長が旗振り役となりコンソーシアムを作っています。世界中の多くの金融機関がコンソーシアムに参加していて、その数は年々増加しています。
2017年10月に行ったアメリカとメキシコ間の国際送金の実証実験が成功しました。今後、このリップルを使った国際送金が当たり前のようになれば、海外送金にかかるコストは激減することになるでしょう。
編集長の個人評価
仮想通貨の種類 | リップル |
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発行上限 | 1000億XRP |
将来性 | ★★★★★ |
オススメ度 | ★★★★★ |
Zcash(ジーキャッシュ)
ジーキャッシュは、2017年3月にJPモルガンが提携した仮想通貨で、“最強の秘密暗号通貨”と言われているほど匿名性の高さが特徴です。
ジーキャッシュではゼロ知識証明という方式を採用していて、トランザクションごとに暗号通貨の量、送信者、受信者を非公開にした状態で送金処理が可能になります。
編集長の個人評価
仮想通貨の種類 | ジーキャッシュ |
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発行上限 | 2100万ZEC |
将来性 | ★★★☆☆ |
オススメ度 | ★★★☆☆ |
Lite Coin(ライトコイン)
ライトコインは第二のビットコインとも呼ばれていて、世界中のみんなで管理する仮想通貨であることはビットコインと同じです。ビットコインと比べて埋蔵量や採掘難度、そして決済スピードが改善されているのが特徴です。ビットコインより希少性は低いけれど、使いやすいことを前提に作られた仮想通貨です。
編集長の個人評価
仮想通貨の種類 | ライトコイン |
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発行上限 | 8400万LTC |
将来性 | ★★★☆☆ |
オススメ度 | ★★★★☆ |
MONAcoin(モナーコイン)
モナーコインは、日本人が作ったとされる仮想通貨です。モナーコインは秋葉原のPCショップでの決済にも使えます。ライトコインをベースに作られた簡易的なビットコイン、というイメージ。
2ちゃんねるで作られたことでネット住民からの支持を得ているようです。
当初、モナーコインは換金性を持たない仮想通貨として利用されていましたが、今では取引所で取引ができるため、投資対象にもなっています。
編集長の個人評価
仮想通貨の種類 | モナーコイン |
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発行上限 | 1億512万MONA |
将来性 | ★★★☆☆ |
オススメ度 | ★★★★☆ |
NEM(XEM)(ネム、ゼム)
ネムは、ビットコインやイーサリアムに比べて多機能で汎用性も高い技術に優れた通貨と言えますが、その半面、詳しい人でなければマイニング等を行うことが困難なので、器用貧乏の側面を持っています。
流通量が低めですが、一旦流通すれば爆発度合いが高いと言われています。
編集長の個人評価
仮想通貨の種類 | ネム(ゼム) |
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発行上限 | 90億XEM |
将来性 | ★★★☆☆ |
オススメ度 | ★★★★☆ |
まとめ:
それぞれの通貨の特徴を正しく理解し、投資判断の基準にしましょう。