ゼンリン株がストップ安。原因はGoogle?

地図大手のゼンリンの株価が
ストップ安の展開となった。

憶測ではあるが、原因はGoogleが
提供する地図サービスの契約が
解除されたからだとか。

ゼンリンという会社

今では地図はカーナビや
スマホでの地図サービスなど、
簡単に調べれる時代。

一昔前は、住宅地図なるものが
存在し、様々な企業がその住宅地図を
持っていた。

営業などで新規先に行こうと
すれば、まずは相手先の場所を
調べる必要がある。

住宅地図で相手先の場所を
探し、その部分をコピーして
当日に備える。

当たり前のような行動が、
スマホやカーナビの登場で
無くなった。

しかし、もともとの地図データを
保有していたゼンリンは、カーナビや
スマホでの地図サービスなどに
情報を有料で提供することで
その活路を見出していた。

その提供先は、カーナビはもちろん
Googleなどの地図サービス提供の
会社などもあった。

今回は、その契約が解除された
可能性が高い、という話だ。

コピーライトが消えた

今回の話は、公共的に
企業側から発表された内容と
言うわけではない。

ただ、Googleマップを見ると
いつもならあったコピーライトの
表記が無くなっているという。

コピーライト、簡単に言えば
どこが作成したものかを示すもの。

商標権とか、まぁ法律的な権利を
主張するためのもの。

今まではGoogleマップを使用する
際には確かにコピーライト表記が
あった。

Googleが地図サービスのデータを
別のものにしたことは、同社からも
発表があった。

ニュース記事などでは「改悪」とまで
謳われる今回の変更。

まぁ、サービスの質の低下が
どうこうは別として、ゼンリンが
切られたことは確かそう。

そしてGoogleは「地図データ、
ちょっと抜けてるかも、ごめーん。」

「抜けてたら教えて、みんなの意見で
地図データは毎回更新してくし」

と、利用者の意見で地図を修正して
いくという方向性を打ち出した。

確かに、利用者からの修正をもとに
作られるデータは、全国各地に
Googleマップの修正員がいるイメージ。

ちゃんと機能さえすれば、企業に
とっても利用者にとってもメリットの
あるやり方となる。

独り立ちを考えるGoogleだが、
うまくいかなければ、ゼンリンと
いう元サヤに戻ることになるが。

そして、大手との契約が無くなった
地図大手ゼンリンの、今後の戦略や
公式発表も注視しておきたい。

 

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