連日のように大きなニュースで
取り上げられているサッカーの
ワールドカップ。
別にサッカー経験者でもないし、
関係者でもない。でも見てしまう。
ただ見るだけではなく、
投資をするという目線でも
見てみよう。
日本国内サッカー一色
ワールドカップの開幕で、
サッカーファンならずとも
日本代表の行く末を見てしまう。
試合を見なくても、テレビでは
連日報道される。
先日の深夜に開催された
第2戦などは、見ていた人も
多いだろう。
念の為、サッカーをあまり
知らない人に概要をお伝えしておこう。
各国のサッカー代表が競い合い、
世界一の国を決める大会。
現在日本はワールドカップに
出場しているが、本大会の前に
予選もあった。
アジア12カ国で争った。
6カ国ずつ2グループに分かれて。
各グループ上位2チームが
ワールドカップの出場権を得る。
日本はグループBで首位となり、
見事にワールドカップ出場を決めた。
その他、アジアではサウジアラビア、
韓国、イランがワールドカップ出場を
果たした。
そして、今行われているのが本戦。
4カ国ずつのリーグ戦で、上位2チームが
決勝トーナメントに進む。
先日の深夜に行われた試合は
リーグ戦の2試合目で、残り
1試合は28日木曜日の23時。
この試合で、決勝トーナメントに
進めるかどうかが決まる。
サッカー関連銘柄
さて、今日はサッカーで
盛り上がる人々をさておき、
サッカーで儲かる企業を探す。
いわゆるサッカー関連銘柄。
どんな企業を想像するだろうか。
まず、ワールドカップの
メインスポンサーを務める
キリンHD。
ユニフォームやインタビューの
後ろの壁など、いたるところに
名前が出てくる。
広告効果といえばそれまでだが、
サッカー観戦をビール片手に、
なんて人が多いのも事実。
そして、サッカーを見るために
日本代表のユニフォームを
着ている人を多く見かける。
スポーツ用品店に行けば、
必ずと言っていいほど売っている。
小売という観点で、スポーツ用品店は
特需を受ける。
ゼビオスポーツや、ヒマラヤなどの
銘柄が思い浮かぶ。
そして、サッカー観戦時に
自宅でゆっくり見る、という
家庭も多い。
もしくは、友人や同僚と集まって
わいわいと観戦するかもしれない。
そんなときに需要が増えるのが、
デリバリー。いわゆる出前。
ピザなのか、寿司なのか、天やモン
なのか。どんな出前を注文するに
しても、最近ではネットで注文がほとんど。
そんなとき、出前専用のサイトを
展開する会社がある。
「夢の街創造委員会」という会社名で、
「出前館」というサイトを展開している。
ビジネスモデル等は割愛するが、
出前注文が多ければ、この企業も
儲かる仕組み。
JASDAQ市場の上場銘柄で、
比較的値動きも軽い。
関連銘柄を探せ!
上記で紹介した銘柄は、
少し考えれば誰でも思いつく
メジャーな銘柄。
投資先として決してだめでは
ないが、面白みという観点で
もう一段階踏み込んでみよう。
例えば・・・
サッカー中継が平日深夜なので、
翌日仕事なのに観戦をする人が多い。
すると、体調を崩す人が増えるが、
それでも通常通り仕事がある。
身体にムチ打って頑張るために、
栄養ドリンクなどを飲んで、
その日をなんとか凌ぐ。
ということで、栄養ドリンクの
メーカーが儲かる。
もしくは、栄養ドリンクを
販売するコンビニやドラッグストア
などが儲かるのではないか。
すこし深掘りしてみよう。
ワールドカップにより
サッカー熱に拍車がかかる。
Jリーグ人気が再燃し、
球場に観戦に行く人が増える。
球団経営に好影響を与える。
球団を持つ企業が業績アップする。
さて、Jリーグでの球団を
少しみてみよう。
鹿島アントラーズの株主は、
新日鐵住金。
柏レイソルの株主は、
日立製作所。
名古屋グランパスエイトの
株主は、トヨタ自動車。
ガンバ大阪の株主は、
パナソニックなどなど。
まぁ、大型企業ばかりに
なってしまうが、そんな観点で
株を買ってみるのも面白い。
そんなことを考えながら、
日本の第3戦の勝利を祈ろう。