今日は少し株の勉強を。
テーマ株という言葉を
ご存知だろうか。

これは、多くの人の注目を
集め、人気が集中し、買いが
集まることで上昇しそうな株のこと。

問題は、どうやって探すかだ。

テーマ株をうまく使え！

人気が集中するからといって、
単純に株価が上昇すると
思ってはいけない。

テーマ株には大きく二つの
種類が存在する。

まぁ、短期的な人気のものか、
長期的な人気のものかだ。

短期的なテーマ株とは、
例えば大当たりした
ゲームタイトルの開発会社。

広範囲に猛威を振るう
インフルエンザなどの
治療薬の製薬会社。

ヒアリの発見やパンダの
赤ちゃんなど、その時の
ニュースなどで話題になる銘柄。

このような銘柄の特徴は、
一気に上がって一気に下がる。

その為、早く買えば短期的に
利益を出しやすい反面、遅れて
手を出せば、たちまち損失が出る。

一般人には向いていないといえる。

長期的なテーマ株を狙え！

短期的なテーマ株と違い、
長期的なものは息が長い。

例えば、オリンピック関連銘柄や、
カジノ関連銘柄、働き方改革に
関連する銘柄など。

中長期的な、政府や世界が絡む
大きな流れに乗るような銘柄。

継続的に仕事が舞い込み、
企業の業績が長期的に
上向くことが期待される。

一時的な値上がり・値下がりを
繰り返しながら、上昇していく
ような銘柄の動きになる。

これなら、多少買うのが
遅れても、その後の上昇を
つかみやすい。

一般投資家が狙うべきは
この長期的な銘柄だろう。

どうやって探す？

さぁ、問題はどうやって
長期的なテーマ株を探すか。

結論から言えば、日頃の経済
全体の動きにアンテナをはり、
なおかつその出来事でどんな
業種が儲かるかを導き出すこと。

難しく言ったが、まずは
アンテナをはるということ。

これは、日頃からテレビや新聞の
ニュースを見るだけで良い。

テレビや新聞のニュースは、
間違いなくあなただけではない
別の誰かも見ている。

多くの人に影響のあるメディアが
取り上げることは、経済全体での
トレンドになることも多い。

これで、第一段階はOK。
問題は第二段階。

大きな出来事で、どんな業種が
どの程度儲かりそうかを考え
なければならない。

例えば、東京オリンピック関連。
オリンピック開催まで、
どんな業種が儲かるだろうか。

一般的には、建設関連と言われる。
オリンピックまでに整備される
道路やスタジアムなど、急ピッチで
工事が行われている。

ここで考えなければならないのが
二つある。

一つ目は、道路やスタジアムは公共の
施設になるわけだが、この公共
工事を受注する会社はどこなのか。

地方の大きめの建設会社ではない。
全国区の大手ゼネコンと
呼ばれる会社だ。

深い知識は必要ないが、
全く知らなければ導き出すことは
到底できないだろう。

そして二つ目は、大手ゼネコンと
呼ばれる会社はどんな会社が
あるのか、ということ。

上場企業の名前を知らなければ、
最終的に投資をすることは出来ない。

なんだよ、そんなの知らねぇよ！
と思ったアナタ。

そんなに、悲観する必要もない。
なぜなら、ネットで検索すれば
ある程度は出てくるからだ。

「オリンピック関連銘柄」や
「上場企業　大手ゼネコン」などと
検索すれば、すぐに答えは出る。

世界情勢を見よう

東京オリンピックももちろんだが、
世界情勢は気にしておくと良い。

今でこそ落ち着いてきたが、
北朝鮮のミサイル問題が
勃発していたときは、戦争銘柄と
呼ばれる株が上昇していた。

最近は人手不足ということもあり、
求人関係の会社が業績を伸ばす。

世界的なサイバー攻撃を背景に
セキュリティ関連銘柄が伸びる。

視点は様々あるが、テーマは
ごろごろしている。

自分が思うテーマを調べて、
早速投資をしてみよう。