スーパーコンピュータ「京」、とうとう撤去?

噂のスパコン京が、8月にも
役目を終えて撤去される。

撤去するにも莫大な費用が
かかるのに、それ以上に費用が
かかることをするんだとか。

スパコン京の概要

世界1位の計算速度を誇るとして、
たびたびメデイアに取り上げられてきた。

一秒間に一京回、つまり一兆の
一万倍の計算を行うとされ、
様々な分野で活用されてきた。

約7年間の稼働に終止符を
うつのが、今年8月。

全ての機械がシャットダウンされ、
順次撤去されるという。

このスパコン、撤去費用だけでも
数億円かかるといわれている。

さらには、この跡地には「ポスト京」なる
新しいスパコンが置かれるという。

その費用は、実に300億円を超える。
必要なの?と首を傾げてしまいそうだが。

記憶に残るスパコン珍事

かつて、民主党が政権を握った時代、
事業仕分けなるものが行われていた。

その中で蓮舫議員による発言が有名。
「2位じゃダメなんですか?」

当時のこの発言は、様々な
メデイアで取り上げられて
波紋を呼んだ。

世界1位を目指してやっている人に
対して、1位じゃなくてもいいじゃん、と。

え?と聞き返してしまいそうな
この発言の意図は、税金の投入。

多額の税金が投入され、
世界1位を目指している。

しかし、我々庶民の生活には
なんら影響が無い。

言われるまでは当たり前のように
1位を目指していた人たちは、
この質問には答えられなかった。

なぜ1位を目指すのか。
明確な答えがないまま、
事業仕分けは終了した。

そして、1位を取り続けた。
たくさんの税金を使って。
世間の批判を浴びつつも。

スパコン運営の理化学研究所

ニュース等でもたびたび出てくる
名前である、理化学研究所。

一言で言えば、国が運営する
研究機関。

正しくは独立行政法人となるが、
まぁ、税金で作られている団体だ。

ホームページも覗いてみたが、
まぁ専門用語が立ち並び、
書いてあることすら理解出来ない。

ある記事によれば、ここで研究された
内容が一般企業と合同で製品化される
など、一定の結果を残している、とか。

理化学研究所は「理研」などと
省略して呼ばれたりする。

在籍する人数は海外も含めて
4500人強と、企業でいえば
立派な大企業規模。

年間予算が公表されているが、
約1000億円程度。

その多くが税金を投入されて
いるとなれば、それはやはり
事業仕分けの対象にもなるだろう。

もちろん、不正などもたびたび
取り沙汰されてきた。

特殊な団体で、税金という
甘い汁を吸う団体なだけに、
世間の注目が集まりやすい
機関と言えるだろう。

そんな理研が運営するスパコン京の
入れ替え。

年間予算の3割を当ててまで
ポスト京を入れる。

我々の生活にどのように
役に立っているのか。

ブラック企業ならぬ、
ブラックボックス企業と
言われないようにしてもらいたい。

 

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