去年10月に70億円で買った会社を、わずか5億円で売ったDMM。

DMMグループで、昨年の10月に
70億円という金額である企業を買収した。

その企業とはすぐに現金化できるアプリ
「CASH」を手がけるバンクという企業。

サービス開始後、数時間で閉鎖という
話題性抜群のベンチャー企業だった。

バンクというベンチャー企業

上述したが、CASHというアプリで
話題になった会社。

ブランド品などをその場で写真に
収め、アップすればすぐに査定され、
お金が振り込まれる。

後日商品を郵送するというもので、
簡単に言えば質屋のアプリ。

しかし、先に現金を振り込むという
行為が話題を呼び、アクセスを
集め、サービス開始からわずか
8時間で閉鎖された。

時を経て、買い付け上限を1日1000万、
月間で3億に設定し、再開。

事業として成り立つと判断したのだろうか、
このスタートアップ企業の買収を
DMMグループが打診。

70億円という、創業したての企業には
破格の価格で買収された。

そして、買収してから約1年。
離婚が成立した。

DMMグループの損失

70億円で買収したものを、5億円で
売却。

単純計算でも65億円の損失。
これはでかい。

なにか裏があるように思えて仕方ない。
というのも、70億円で買った会社なら
もっと高く売るはず。

1年で見切りをつけたということだろうが、
あまりにも早すぎる。

1年で65億円の損失を確定させた
ということで、常人ではなぜ?と思う。

例えば、個人でマザーズ市場の
企業の株を70万で買ったとする。

みるみる株価が下がり、5万まで
値下がりしたとしよう。

その時点で見切りをつけて
売却するということは、
その企業が今後も値上がりしないと
判断したからだ。

もし上がる可能性があると思って
いれば、そのまま保有して株価が
戻るのを待つだろう。

すぐに潰れそうだと思った
わけでもなさそうだ。

株の売却金額5億円以外にも、
バンクの企業宛に20億の貸付を
行っているDMMグループ。

その返済は5年の期間が定められて
いるとのことだが、潰れないように
助けているという感じ。

潰れないようにするなら、せっかく
買った株を手放す必要はない。

なんとも意味不明なやり取りが
繰り広げられた。

両者の言い分

株を買い戻したバンク創業者は、
「今後の展望を踏まえて、DMMから
卒業することが望ましいと判断した」
とコメント。

卒業と聞こえはいいが、70億円で
身売りした会社を、わずか5億円で
買い戻した。

1年で65億円の儲けを出したことになる。
すごい。としか言いようがない。

しかし、5億円で売ったDMMグループの
コメントは「敗将は語らず」と。

自らを敗将と言っているのは、それだけ
損失を出したことを自覚しているのだろう。

そして、「バンクには頑張っていただきたい」
と、他人行儀なコメントも。

分かれた女房に財産を奪われ、
挙げ句の果てに「幸せになって
欲しい」とコメントする男性をイメージしてしまう。

今回の離婚劇は、バンクの勝利なのか。
DMMグループの敗北なのか。

それとも、計算されたものなのか。
はたまた、なにか裏があるのか。

あまりにも不可解な買収劇なので、
記憶には残りそうだ。

 

こんな記事も読まれています

人気の学習カリキュラム

教えて編集長!投資に関する疑問にお答えします
  • 無料会員受付中入会費ゼロ年会費ゼロいますぐ登録
  • 12ヶ月ベーシック会員なら9800円で1960円OFF

マネヤックセミナー情報はこちら

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です