太陽光発電がタダで手に入る!第三者所有モデルとは。

NTTの子会社である
NTTスマイルエナジーと
太陽光発電設置会社の
デンカシンキのニュース。

太陽光発電を無償で
設置するというビジネス。

どういった仕組みなのだろうか。

太陽光発電は第三者が所有

通常は、設置する家主が
設備一式の購入をする。

一般家庭でいえば、大きさにも
よるが施工代金込みで30万円から
150万円程度。

それが、一切費用をかけずに
太陽光発電設備を設置できるという。

このモデルの解説をしてみよう。
まず、家主はお金を出さない。

設置の了承を出せば太陽光パネルが
屋根に設置される。

ただし、設置した太陽光パネルから
発電されるエネルギーは家主に
帰属しない。

資金を提供する第三者が保有し、
第三者が売電等での利益を得る。

ある一定の売電利益が出れば、
資金回収が完了したものとして
設置先の家主に無償提供される。

その期間は約9年間という試算で、
家主は9年の間、屋根を貸すことになる。

9年後には、自分の太陽光発電が
手に入る、という仕組みだ。

家主である消費者側は
ノーリスクで太陽光発電設備を
導入することができる。

設置側のメリットは?

消費者側のメリットは
ご理解いただけただろうか。

では、提供する側である
NTTスマイルエナジーと
デンカシンキの視点でみてみよう。

デンカシンキは太陽光の設置・施工
をする会社。

誰かが設置施工の費用を払って
くれるなら、設置数が増えれば
儲かる。

NTTスマイルエナジーは
潤沢な資金をもつ親会社の
NTT西日本から資金を集め、
太陽光の先行投資を行う。

回収には9年ほどかかるとはいえ、
資金の有効活用という点では
回収成功率が高い。

つまり、このビジネスモデルでは
3者がそれぞれにおいて
メリットを教授できる。

成功するビジネスモデルの典型

誰かが損をするビジネスは、
長続きはしない。

売る側と買う側の2者間では、
どちらかが不利になるケースが
多く存在する。

これが、3社間になれば、
それぞれが異なったメリットを
教授できることが多い。

例えば、リース契約など。

使う側は月々のわずかな
支払いで利用が可能。

提供側は、通常の販売と
同様に販売利益を得る。

リース会社は、一旦の資金を
建て替える代わりに金利相当の
利益を得る。

誰も損をしない、夢のような
ビジネスモデルといえる。

このモデルを様々な分野に
活用することで、商売の
幅が広がるだろう。

 

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