不労所得。響きはすこぶるいい。
みんなが憧れる、何をしていても
勝手にチャリンとお金が入ってくる
という収入だ。
不労所得を得るためには
様々な知識が必要だが、
間違った認識がある、という記事が。
不労所得とは
改めて見てみよう。
不労所得とは、その文字が示す
通り、労働をしない状態での
所得を意味する。
労働をしない、つまり、働かない。
ニートでも良し。高齢でも良し。
専業主婦でも良し。病人でも良し。
様々な理由で働けない、働かない人が
いるが、どんな状態であろうとも
勝手にお金が入ってくる仕組みだ。
では、一般的にどんな収入が
不労所得に相当すると言われるのか。
まずは不動産収入。
土地を人に貸して、その賃料を
受け取る。いわゆる地主さん。
地面ではなくても、アパートや
マンション、ビルなどのオーナーも
これに該当する。
貸している間は、どこにいようが
何をしていようが、賃料収入は
入り続ける、不労所得の代表格。
そして、印税。
類まれな才能を発揮し、小説などの
ヒット商品を生み出せれば、本の
印税などが勝手に入ってくるようになる。
本だけではなく、歌の歌詞なども
これに該当する。
そして近年ではネットを使った、
アフィリエイトという商材も
不労所得入りを果たしている。
ネット上で人が集まるサイトを
作成し、その中に広告を設置するだけで
広告収入が入ってくるというもの。
王道とも言える不労所得が、
株などの配当だろう。
持っている銘柄、つまりその会社が
収益を出し続ければ、配当を受け取り
続けることができる。
どれも作るまでが大変
いくつか紹介したが、どれも
簡単に作れるものではない。
印税なんかは、小説を書くのが
好きとか、そんなレベルを超える
必要がある。
非凡な才能を持っているか、もしくは
相当な努力と運を手にすることで
やっと掴める不労所得だろう。
不動産収入なども、そもそも
不動産を所有していないと
ハードルは高い。
親が資産家で、親の遺産として・・・
などという夢は見ないで考えれば、
それなりのお金が必要ということ。
貸すために1億くらいの土地を買うという、
ちょっとした思い切りが必要だ。
アフィリエイトなども、一旦は
収入が入ってきても、それが
続くわけではない。
ウェブ上は群雄割拠の世界。
作ったサイトが廃れるのも早い。
サイトの閲覧者が減れば、それに
合わせて広告収入も減る。
サイトの閲覧者が減らないように
するために、常に最新のコンテンツを
準備する必要がある。
不労所得と言えども、働き続けないと
収入が入り続けないものは、
本当の意味での不労所得ではない。
そう提言する、あるニュース記事が
あったので引用してみた。
本当の不労所得は?
では、本当の意味での不労所得、
つまりずっと何もしなくても
入り続ける収入とは何か。
上記の例でいえば、まず
アフィリエイトは該当しない。
印税も、仮にもらえる状況に
なったとしても、永遠に続くか
といえばそうでもない。
不動産収入は、不労所得に
入ると思われる。
ただし、前述したように
ハードルは高い。
そう考えれば、株を保有して
配当を受け取るという形態は
ハードルも低く、ピッタリ。
企業は常に存続を考え、社長が
高齢で交代しようが、利益を
出し続けなければならない。
そんな企業の株を持つということ、
つまり企業オーナーになるという
選択肢。
お金は多少必要だが、不動産ほど
ではない。
企業は常に存続して、ちゃんと
利益を出そうと頑張ってくれる。
もちろん、その企業が倒産する
リスクはあるが、東証1部などの
企業は、長年存続してきた。
そんな企業オーナーになれば、
配当が入り続けるという
なんとも魅力的なもの。
まぁ、人によってどんな
不労所得がいいかは考え方の
違いにもよるが。
不労所得を持つという選択肢は、
経済的自由を手にするためには
絶対的に必要な考え方だと思う。
もちろん、最終的な投資判断は
自己責任となるので、まずは
知識をつけることに時間を費やそう。