超優良企業の代名詞、ファナックが失墜?

決算発表が本格化する中、
今まで超のつく優良企業だった
企業が、驚愕の決算発表。

それは、前期の結果報告では
なく、今期の通期予想の数字。

ファナックという会社

驚愕決算を行ったのは、
ファナックという会社。

一般的にはあまり知られていない
社名かもしれないが、株の世界では
超有名な企業。

一般的にはロボット関連の
企業として登場することが多い。

そして、東証1部の企業の中でも
異質な雰囲気を持っている企業。

何が異質かというと、昔は
ウェブサイトが無かった。

投資家向けの説明会なども
中止するなど、他の上場会社では
ありえないことを行っていた。

とはいうものの、業績等は一級品で、
売上高は1000億円ペースで増やして
7000億円まで到達していた。

ところが、近年では需要が減り、
今期は減収減益を予想していた。

先日の決算発表では予想通りの
減収減益を発表した。
しかし、衝撃はそこではなかった。

今期予想を大幅減益に

上場会社は、決算発表時に
今期の予想を同時に発表する
事が多い。

ファナックも例にもれず、今期の
決算予想数値を発表した。

売上高は17%程度の減少を見込むが、
利益がなんと50%程度の減益予想。

利益が半減。
これは、なかなか見ない数字。

需要の低迷は織り込んだが、
売上の減少よりも利益の減少幅の
方がはるかに大きい。

さて、これはどういうことだろうか。
そこには、先に向けた戦略があった。

産業用ロボット部品の需要は
今期は大幅に落ち込む予想。

ところが、毎年続けていた
設備投資は同程度で見込む。

設備投資の額は、毎年1000億円程度。
売上が減少するにもかかわらず、
この大きな設備投資は続けるという。

決算発表の説明会で、「今期は
厳しいけど、来期以降に需要が
盛り返したら、ガンガンいくよー」と。

つまり、少し先を見越して
準備しておきますよ、と。

この内容が確かならば、今期の
減収減益は一過性かと感じる。

減収減益予想は保守的

実は、この衝撃の数字も
あまりに下に見ている想定。

為替の想定レートは100円。
現在は110円を超える。

つまり、為替が安定して推移する
だけで、業績は上振れする。

需要も早めに盛り返せば、
業績は反転する。

もともと、ファナックの決算発表は
保守的と言われてきた。

それだけ、悪めに業績予想を
発表し、下方修正をしない。

その分、上方修正を行うことで
投資家の信頼を得る、という考え。

これは、トヨタ自動車などでも
よく言われるもの。

想定を少し下に見ておき、
普通にいけば業績は上振れ。

そう考えると、今回の業績予想は
あまり神経質に捉えないほうが
いいのかもしれない。

むしろ、今回の発表で株価が
大きく下がれば、中長期的に
見て買い場になるかも。

しかし、残念ながらこんな衝撃の
業績予想を出したにもかかわらず
株価はそこまで下がらなかった。

投資家からすれば、「またかよ」
と言わんばかりの内容だった様子。

まぁ、高収益体質の優良企業には
間違いないので、投資対象にはいい。

ただし、株価は2万円程度。
100株単位で200万円の資金が必要。

さて、あなたの判断は?
もちろん、投資判断は自己責任で。

 

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