アメリカVS中国 泥沼貿易戦争が始まるのか

連日報道されている米中の
貿易に関する話題。

お互いに関税をかけまくる
という泥沼の自体を危惧してか、
各メディアがこぞって報道。

内容を理解しておこう。

大まかな経緯

発端はアメリカトランプ大統領が
中国製品の関税を引き上げるという
発言が出たこと。

関税をかける理由は、
自国の生産者などの防御。

海外の安い製品が輸入されることで
自国の生産者が太刀打ち出来ず、
商売あがったりとなる。

そんな事態を避けるために
海外製品に関税をかけ、
自国で買うのと安い輸入品を
買うのとを、同水準にするというもの。

アメリカと中国で、例えば
鉄鋼に対して関税をあげたとする。

中国の鉄鋼メーカーは、アメリカに
輸出するために関税を支払う。

100円で輸出しているものに20円の
関税がかかったとすれば、売値を
120円に設定しないと儲けが出ない。

アメリカ企業は、100円なら購入して
輸入するが、120円になるなら自国の
業者から購入した方が安くなる、
ということだ。

トランプさん、なぜそんなことを?

さて、そんなことを言い出した
トランプ大統領の目的は?
そしてその真意とは?

そもそもの理由は、米国の
貿易赤字だった。

貿易赤字とは、輸出してお金を
もらう額よりも、輸入してお金を
支払っている額の方が多い状態。

つまり、貿易(輸出入)をすればするほど
米国の懐が寒くなっていくということ。

お金が減るということは、
国力の低下につながる。

強いアメリカの復活を掲げる
トランプ政権は、貿易赤字の
改善が必要だったわけだ。

さて、理由は分かったが、
真理はまた別にある、というウワサ。

本当の目的は交渉のため?

関税のかけ合いは、世界経済に
影響を及ぼすくらいの規模になる。

アメリカ・中国双方ともに
そんな泥沼試合を望んではいない。

とはいうものの、アメリカは
なんとかして貿易赤字を改善したい。

なので、とりあえずジャブを
打ってみた、的な感じ。

そしたら想定通りというか、
中国からの反発があった。

この一見すると心理戦のように
見えるが、実はトランプ大統領の
選挙を見据えたパフォーマンス
ではないか、という話が。

11月に米国の連邦議会の中間選挙を
控えており、そのために
頑張ってますよ、というアピール
ではないかと言われている。

まぁ、あくまで推論に過ぎず、
本当のところは本人しか
分からない。

さて、この泥沼試合は
どんな結末を迎えるのだろうか。

 

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