Youtuber管理会社がマザーズに上場が決定

子供たちに大人気のYoutuber達が
集結した会社が上場する。

UUUM(ウーム)株式会社が、
東証マザーズの上場を承認された。

8月30日の上場予定。
早くも人気化しそうな予感だが。

今日はこの会社をピックアップ!

会社概要

設立は2013年6月と、
新しい会社の部類。

しかし、マザーズとはいえ
会社設立からわずか4年で
上場とは、なんとも素晴らしい。

決算上も、昨年までは赤字決算。
そして、上場後の決算で黒字化を予定。

社員数は155人(会社HPより)。
そんなに人がいるんだ・・・と
思ったのは私だけだろうか。

さて、気になる業務内容というか、
どこでどうやって儲けているのか。

人気Youtuberのプロダクションと
言ってしまえば話は早い。

芸能プロダクションの
Youtube版。

人気タレントを抱え、マネージャーを
つけ、企業に売り込む。

テレビやイベントなどともミックスさせ、
企業のプロモーションを引き受ける。

ここまでは芸能プロダクションと
同じようなものだが、特徴的な
収益としてはYoutubeの広告。

Youtuberの代わりに動画をアップする
作業や広告設定などの細かい作業を
請け負い、広告料の一部を収益とする。

つまり、Youtubeがお客さんなわけだ。
今までの芸能プロダクションでも
このようなことはあるにはあるが、
多くはない。

例えば、一世を風靡したピコ太郎。
エイベックス所属なので、広告収益の
大半はエイベックスがもっていく。

しかし、エイベックスからすれば
棚からぼた餅。こんなに儲かるとは
微塵も思っていなかっただろう。

その点、UUUMは基本収益がそこにあり、
テレビやイベントは派生商品という具合。

このビジネスモデルと、
Youtuberという言葉の響きだけで
人気化しそうな新規上場銘柄である。

個人的には疑問符が

業績的にも知名度的にも
人気化することは間違いないだろう。

上場初日は値段がつかず、
公募価格の数倍の価格になるだろう。

しかし、冷静に会社の業態を考えてみると、
少し暗雲が立ち込める。
何度も言うが、私の勝手な妄想。

なぜかというと、一番人気の
Youtuberであるヒカキンなどは、
今でこそ名前は知っているが、
私自身は動画を見たことがない。

そして、見たいとも思わない。
おそらく、今後も。
まぁ将来はどうなるかわからないが。

見ている世代は小学生。
小学生の間ではカリスマ的。

確かに小学生向けのプロモーション
媒体としては、この上ない。

しかし、仮に私が小学生向けの
商売をしていたら・・・と考えてみた。

例えば、ゲーム機の任天堂。
子供に向けての発信力は素晴らしいが、
実際に買うのは親。

親と子供が両方いる状態で
ゲーム機の広告を出せれば
効果は出るだろう。

ところがYoutubeは完全に個人。
親と子供が一緒になってヒカキンを
見る姿は想像しにくい。

そんなことを考えていると、
もし仮に私が任天堂の広告担当者であれば、
使ってはみるものの広告効果に
疑問を持つことになるだろう。

知名度は抜群

そんな疑問を勝手に抱きつつも、
ヒカキン自身はカズとCMに出演
するくらいの知名度。

普通に「芸能人」のくくりでも
全く問題ないだろう。

すると、やはり芸能プロダクションと
同様のビジネスモデルを描けることになる。

人気タレントを擁するプロダクション。
そう見れば、それなりに収益は
あげることができるのだろう。

何はともあれ、8月30日には
多くの話題が飛び交うことに
なりそうだ。

 

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