米で、装甲車が盗まれ逃走、
公道をカーチェイス。

こんなニュースが映像とともに
テレビで報道されていた。

職業柄、気になったのは
装甲車の価格と製造元だった・・・

念の為、ニュースの概要を

米の軍に所属する29歳男性。
実は彼、IT会社の社長だったらしい。

年に1回の訓練に毎年参加しており、
今年も訓練に参加。
その際に、装甲車を奪って逃走。

約100Kmの逃走の末にお縄に
ついたが、逮捕後の彼の供述は
「訓練でOKだと聞かされていた」と。

そんなわけあるかい！と誰もが
ツッコミの入る供述だったらしいが、
真実が報道されることはないだろう。

そんなカーチェイスの映像を見ていると、
公道を颯爽と装甲車が走る。

それを追いかけるように、何台もの
パトカーが追いかける。

アメリカらしいといえばアメリカ
らしいが、そんな映像を見て
気になったのは装甲車の値段だった。

もうこれ、職業病じゃね？と
自分でも思ったが、そんなこんなで
ちょっと調べてみた。

装甲車の定義

装甲車とは、「防御のために
装甲を施した車」とのこと。

簡単に言えば、硬い車。
普通の車よりも断然硬い車。

強さで言えば、
普通車＜装甲車＜戦車
となる。

様々な用途があるが、
ここでは割愛する。
気になるのは価格なので。

一般で買うことは出来ないが、
モノがある以上は、誰かが作って
軍に販売しているということ。

さて、気になるお値段は・・・
ついでに、他の軍などの乗り物も
含めてみてみよう。

大まかな価格帯

まずは、男のロマン、戦車。
古いものは4〜5億円だが、
最新式は約8〜9億円。

さすがに、一般人が買える
金額ではなかった。

さしずめ、都内の高級マンション
を買うくらいの金額だろうか・・・

次は、戦闘機。
ビューンって飛ぶ、アレ。

なんとお値段、120〜150億円！
たけぇ！

トム・クルーズが乗っていた
記憶しかないが、そんなに
するのかーと、脱帽。

じゃあ、作って売れば儲かるんじゃね？
と少し考えてみたが、構造が
全くわからない。

少し視点を変えて、操縦する
パイロットの気分になってみた。

100億円に乗って空を飛ぶ。
ちょっとぶつけたりしたら、
修理費とかすごそう・・・

戦闘機のパイロットって、
そんな気持ちになるんだろうか。

さて、今度はヘリコプター。
別に軍じゃなくても持っている人がいる。

安いもので10億ちょっと、
攻撃オプションがつくと、
7〜80億円。

あれ、そんなに高かったっけ？
と思ったので、民間でヘリを
売っている価格を調べてみる。

小さいもので、2,000万円くらいから。
高須クリニックのあのひとが
乗っていたもので、2〜3億円。

そう考えれば、やはり軍用の
ヘリコプターは高かった。

そして、艦隊。
日本で言えば、イージス艦と
呼ばれるもの。

大きいので、そりゃぁ高いだろうと
推測していたら、やっぱり高かった。

価格で、約1200〜1300億円。
まぁ、ここまでくれば
イメージも沸かない金額。

そして最後に、装甲車。
用途が様々で、その分に
種類も様々。

価格帯は1億円程度のものから
7〜8億円程度のものまである。

高級装甲車は、旧型戦車と
同等の金額になる。

なので、自衛隊では装甲車を
揃えるくらいなら戦車を揃えようぜ、
という議論があるという。

作っている企業は？

日本の上場企業で、軍用の
乗り物を作っている企業の
代表格は、三菱重工業。

まさに、戦争銘柄と呼ばれる企業で、
あらゆる軍用の乗り物を作っている。

聞いた話で、三菱重工業に
就職すると、身内の身辺調査が
入るらしい。

そして、自分が軍の乗り物を
作っていることを口外しては
ならないらしい。

なんか、スパイみたい。
まぁそれだけ、軍に関係する
企業への就職には細心の注意が
注がれるということ。

「重工業」と名前のつく企業は、
軍関係のものを作っている場合が多い。

三菱重工業のほか、川崎重工業も
有名どころ。

戦争懸念が完全に払拭されなければ、
これらの企業は安泰、ということ。

投資先として、検討してみては
いかがだろうか。