1300億円ハロウィン超えの経済効果!?毎年恒例の成人式で儲かる業界を徹底調査

全国各地で行われている
成人式の式典。

毎年の風物詩ともいえる
新成人の暴走事件など。

式典開催自体に賛否両論あるが、
今日は恩恵を受ける業種を
深掘りしてみた。

儲かるのはどんな業種

さぁ、皆さんも考えてみよう。

真っ先に思い浮かぶのは、
振り袖業者ではないか。

今年は連絡が取れなくなった
振り袖業者が話題になって
いたが、まぁそれはおいておこう。

販売会社では、「きものやまと」を
全国展開する株式会社やまとを筆頭に
東京ますいわ屋、さが美、
京都きもの友禅などがある。

上場しているのはさが美と京都きもの
友禅だが、業界全体は思わしくない。

着物などの晴れ着は、通常から
着る人は少なく、もはや
イベント時のみの需要がほとんど。

販売となると価格も高く、
富裕層向けといえる。

最近では着物レンタル業者が
台頭し、大手も参入するなど
業界全体の収益構造が変化している。

着物関連の会社からすれば、
成人式というイベントは
とてつもない需要。

今年の新成人は123万人。
男女比はほぼ変わらない。

女性の着物レンタルの相場は
4万〜25万円だとか。

高額になるほど着付けや
前撮りなどのオプションが付加される。

その他業種は?

着物レンタルなどの下請けと
しても需要があるのは、
美容院や写真館など。

そして、成人式の会場となる
宴会場も儲かる。

宴会場などは、市町村からの
発注となることや、同時期の
開催により会場確保が困難に
なることから、高収益での販売が
可能となる。

式典後の任意での宴会や
集まりなど、とにかく
日常ではないこの日にお金は
使われるわけである。

経済効果は?

統計など、正確な数字は
公表されていない。

なので、単純計算をしてみよう。
新成人が123万人。

男女比が半々。
女性の平均使用金額は
晴れ着や着付け、その他も
含めて20万円程度か。

男性は、女性ほどではないが、
諸々含めて5万円程度と仮定しよう。

61.5万人×20万円=1,230億円
61.5万人×5万円=307億円
総額で約1,500億円。

ハロウィンの経済効果が
バレンタインの経済効果を
抜いた、という記事があったが、
ハロウィンで1,300億円程度。

見事にハロウィンを上回る
経済効果がありそうな
成人式というイベントである。

成人式の取りやめの意見もあるが

成人式には多くの税金が
使われている。

それなのに毎年、なんらかの事件
(新成人の暴走・暴行など)が
起こっているので、それに
反発する意見がある。

「いっそのこと、成人式と
取りやめてはどうか」

これについては賛否両論。
どっちの意見にも言い分がある。

私個人の意見としては、
継続に一票。

せっかくの日本文化であり、
成人のみんなが楽しみにしている
式典でもある。

上記で述べたように、
経済効果もなかなかのもの。

一部の新成人の暴走も、
若気の至りとしてみれば
気持ちは分からなくもない。

さて、皆さんのご意見はどうか。

 

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