年の瀬に差し掛かってきたなぁと
感じるニュースが多くなってきた。
あおぞら銀行の「シニアの
リアル調査」の内容が発表された。
そこには、お年玉の平均額も
発表されている。
お年玉平均額は8,100円
結論から言えば、昨年から
200円増の8,100円という
金額が平均という。
あくまで対象を小学生と
想定した数字といい、
中高生向けではない。
小学生に8,100円。
もちろん、人によって
感じ方も違うと思うが。
このブログの読者の平均
年齢層は30〜40代が中心。
親戚縁者に小学生がいる
ケースも多いはず。
もちろん高齢者の立場とは
異なるが、親戚縁者の小学生に
8,000円超のお年玉とは・・・。
もう少し詳細を見てみよう。
年齢が上がれば平均額も上がる
70代前半が9,100円と最高額。
60代が7,800円、50代後半が6,900円。
年齢が高齢になるほど
金額も高くなる傾向がみられた。
言い方は悪いが、
お金は墓まで持っていけない
から、という思いが働くのだろう。
高齢者の貯蓄額が多い上に、
少子高齢化。
今の小学生は、昔に比べて
収入源も多く客単価も高い。
年齢に応じて金額が
高くなる傾向は、納得がいく。
地域別は今までとは違う傾向に
関東のお年玉金額は前年比700円増の8,200円。
一方、関西は同1,400円減の7,600円。
2014年の調査開始以来、
関西が関東を上回っていたが、
今年初めて関東が勝利した。
高齢者の立場から、関東の方が
好景気を感じる場面が多い
のだろうと想定される。
もしくは、株高の影響を
教授できているのが
関東、という見方もできる。
つまり、株投資をしている、
もしくは投資信託などの
投資をしている割合が、
関東の方が多いのではないだろうか。
いずれにせよ、関東圏の小学生は
チャンス。今年は大いにせびろう。
自分が小学生のときと比べて
私の場合でいえば、親戚縁者の
数こそ多かったが、その客単価は
決して高くはなかった。
5,000円を超えることがあれば、
心が舞い踊った記憶すらある。
もちろん同級生の回収金額を
調査した結果、客単価が
1万円を超える同級生もいた。
しかし、一人っ子の場合が
多かった。
兄弟が数人いる同級生は、
どこも似たような水準だった。
そう思うと、昔に比べて
お年玉の金額は上昇して
いるのだろう。
物価が上昇するのと同様に、
お年玉の金額も上昇。
当然なことだと頭では
理解できるが、どうも
釈然としない。
昔の1,000円の価値と
今の1,000円の価値は
確かに違う。
物価水準に照らし合わせれば、
金額が上がっていても
価値は似たようなもの。
頭では理解できるのに、
なぜか悔しい。
さて、皆さんは来年のお年玉
出費の予算はいくらだろうか。