決算発表が本格化。かいつまんでご紹介。

第1四半期の決算発表が
順次行われている。

本決算とは異なるが、
1年間で最初の決算発表は
面白い展開になることが多い。

今の時点でいくつか
ピックアップしてみてみよう。

第1四半期の決算は面白い?

あくまで一般論だが、1年を通した
本決算などは、1年間の総まとめで
当然ながら注目される。

その分、大きな動きは少ない。
1年間の成績はもちろんだが、
来季の業績予想に注目が集まる。

つまり、数字ばっかり。
まぁ、当たり前なのだが。

そして、その大事な本決算を
なんとか過ぎれば、今度は
チャレンジ出来る時期にくる。

1年の総決算時に「こんなことを
始めます!」などの発表は少ない。

そんな見方で第1四半期の決算を
見ていけば、「こんな取り組み
してみまーす」が多い。

が、しかし。各企業の決算数字を
まとめたようなサイトは存在するが、
その中身を集めたものは無い。

残念ながら、1社ずつ決算発表の
中身やIR情報を閲覧するしかない。

ちなみに、IR情報とは
Investment Relationship
の頭文字をとったもの。

上場企業はホームページ上で
投資家向けのニュース等を
随時発表している。

日頃チェックしている企業や
気になる銘柄のIR情報は、一度
見てみるといい。

いくつかピックアップ

大手どころは、ニュース等でも
報道されるのでご存知の方も多い。

例えば、トヨタ自動車は前年同期比で
18%程度の増収増益。

順調かと思いきや、トランプ大統領の
関税施策の行方次第で収益が
落ち込むとの見方を示している。

ソフトバンクは、前年同期比で
7.4倍の利益を発表。

ファンドによる収益が貢献した
とのことで、好調さを見せつけた。

楽天も前年同期比で18.5%増を
発表。同時に、新しいビジネス構想を
発表していた。

大手は好決算が続く。
しかし、逆の悪決算もある。

スバルは営業益が50%以上の減益。
苦戦している。

パイオニアなどは、単に決算が
悪いという次元ではなく、
「継続企業の前提に重要な疑義が
存在」との注記をつけた。

これは、早い話が「やばい」という
ことを意味する。

企業活動を継続するためには、
人件費を含むお金が必要。

その原資を稼げておらず、
お金が足りません、という場合に
疑義が注記される。

今後の注目決算は?

今週は週末までに約1400弱の
企業の決算発表が予定されている。

注目の企業は・・・
と書いてみようと思ったが、
これは人により全く違うので、
やめておこう。

ニュースなどで、大きなインパクトを
与えた決算の企業は記事になるだろう。

株を保有している方は、
自分の保有する企業の決算発表の
内容くらいは見るようにしておこう。

もし、大きな減収減益を発表
されれば、その理由に着目し、
長引くような理由なら一旦売りも
選択肢に入れよう。

保有している銘柄が好決算の場合は、
その発表を受けたあとの株価に注目。

好決算にもかかわらず株価が
下げることもある。

これは、事前のアナリストの予想よりも
増益幅が小さい場合におこる現象。

しかし、長期保有しているのであれば、
決算発表が良ければそのまま保有で。

むしろ、一旦下げる場面があれば
追加で買い増しでもいい。

大事なのは、決算発表の時期を知り、
その内容を理解出来るように
なっておくこと。

勉強が必要かもしれないが、
慣れてしまえば面白いもの。

 

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