今度は夏の9連休に備えよ!

史上初となった公式な
10連休のGWが終わり、はや1ヶ月。

新年号が馴染んできたかなーと
思う矢先に、今度は9連休を迎える。

さて、大型連休と経済や投資は
どのように絡んだのか。

夏の9連休

一般的に、お盆という時期。
お盆とは、8月13日の盆の入りから
16日の盆明けまでを指す。

日本特有の休みだが、この付近である
11日が山の日という祝日に制定された
もんだから、大型連休となる傾向にある。

細かくは割愛するが、祝日に挟まれた日は
休みになる、というかなり無理矢理な
ルールを定めたので、暦通りに休めば
今夏は9連休となる。

さて、つい先日の10連休を
思い出しながら、経済や株価に
どのように影響を与えたか。

直近の似た状況を知ることで、
9連休の投資判断に役立てよう。

10連休、儲かった業種は?

では、実際に大型連休の
恩恵を受けた業種を見てみよう。

まずは、旅行業。当然ながら、
連休に旅行を計画する人は多かった。

あるアンケート結果では、
連休中に旅行に出かけたのは
全体の35%。

多いと見るか少ないと見るかは
比べるものによるが、旅行業界は
活況となったことは間違いない。

そして、輸送業。
物を運ぶのではなく、人を運ぶ方。

電車や飛行機など、乗車率は
かなり高い数字が続いた。

そして、ゲーム業界。
スマホゲームである。

詳細はまだ公表されてはいないが、
65%は旅行していないことを考えれば、
相当数の人がゲームに熱中したことが考えられる。

逆に、想定外となった業種が、
百貨店だった。

前年度の売り上げと比べて、
当初の想定は1割増。だが、
結果は1割まで届かなかった。

連休に百貨店に行く、
という行動があまりなかったと言える。

そして、株価も見てみよう。

連休前には、連休中の海外の情勢が
大きく変化する事が囁かれ、
連休明けに暴落するのでは、
という憶測があった。

これを受けて、連休前の株価は
利益確定売りに押されて、
下げる場面が目立った。

だが、実際には連休中には
大きな変化はもなく、暴落は
見られず逆に少し値を戻す展開となった。

さて、この結果をもとに、
9連休を想定してみよう。

9連休の儲かる業種は?

10連休の結果を踏まえると、
儲かる業種はそう変わらないだろう。

ここで注意したいのは、儲かる業種の
株価はすでに恩恵を考慮して買われており、
今さら買っても遅いということ。

今から狙うとすれば、
連休で注目されなかった
業種がいいだろう。

一見して連休とは全く
関係のない業種。
例えば、製薬業界や機械業界など。

業績はいいのに、連休前の
利益確定売りという理由だけで
値を下げる業種だ。

もちろん、海外での大きな
変化がないことが前提だが。

もっと言えば、
百貨店なども狙い目かも。

10連休で下手を打ったので、
市場からは冷ややかな目で見られている。

だが、10連休の教訓を踏まえて
集客に成功すれば、見直されて
株は買われる可能性がある。

まあ、あくまで短期的な
見方なので、少しギャンブルに近いが。

やはり、長期で見れば連休の
恩恵を受けた業種で、株価が
何らかの理由で下げた時に
仕込むのがいいだろう。

 

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