ワールドカップで日本が湧いた
のが、つい先日。
日本代表の中でも常に
話題をさらっていたあの人が、
企業への出資をした。
そんなにお金持ってるのか・・・
と思ったら、サッカーだけじゃ
なさそうだった。
本田圭佑という人
名前も顔も、グローバルに
知名度を持つ彼。
サッカー選手で日本代表と
いうことは、知っている人は多い。
そんな彼が、ベンチャー企業へ
出資した。
金額などの詳細は明らかに
なっていないが、安くはないはず。
確かに、先日発表された
オーストラリアのサッカークラブ
への移籍金も、約4億円と高額。
しかし、普通のお金持ちと
いうわけでもなさそうだった。
なんと、彼がプロデュースする
サッカー教室が、全国で約
70ほど展開しているという。
その教室を展開しているのが、
実は彼の実の父が経営する会社。
そして、その会社に所属する
本田圭佑がいる、という感じ。
そして、サッカーがメインの会社、
というわけでもない。
所属する人物は、本田圭佑を
はじめ、ゴルフ選手やスノボの
選手などもいる。
そして、異色を放つのが
アメリカの俳優、ウィル・スミス。
つまり、ウィル・スミスの
日本国内での活動は、本田圭佑の
父が経営する会社のプロデュース、
というわけだ。
これはもう、芸能事務所と
言っても過言ではない。
なるほど、ビジネスを展開するのは
本田圭佑の父か、と思ったが、
実は本人も様々なビジネスを
展開していた。
本田圭佑のビジネス
彼は、いくつかの事業展開を
行っている。
オーストリアのサッカーの
クラブチームを「買収」していた。
いわゆる、クラブチームの
オーナーさん。
そのクラブチームが観客を集め、
ファンにグッズを売れば、
本田圭佑にチャリンと入る。
さらに、自身の名前をもじった
ファンションブランドも展開。
そして、香水のプロデュースも。
ついでに、イヤホンのプロデュースも。
そして、すべてが売れている。
いわゆる、儲かっている。
サッカーなんて辞めてしまっても、
十分に食っていけそうな感じ。
にもかかわらず、4億円の移籍金で
現役を続行する。
サッカーもして、ビジネスもして。
ホリエモンも称賛しているらしい。
そんな無敵感満点の本田圭佑が
出資を決めたベンチャー企業とは
どんな会社なのか。
荷物預かりマッチングサービス
手荷物をコインロッカーに入れる。
こんな経験がある人は分かるだろうか。
コインロッカーを探すのにも一苦労。
やっと見つけたと思ったら、
すべて埋まっている。
そして、別のコインロッカーを探す。
こんな経験は、首都圏では多い。
マッチングサービスとは、
荷物を預けたい消費者と、
荷物を預かる代わりに
お金をもらう、店舗。
なるほど、よく考えるなぁと
思うようなサービスだ。
特に首都圏での利用は
そこそこあるっぽい。
この企業のすごいところは、
荷物を預ける店舗の中に、
郵便局があること。
民営化していなければ、
こんなサイトへの参画も
なかっただろう。
しかし、いくら民営化している
からといっても、郵便局と
手を組むことは相当にハードルが高い。
それを、あっさりと組んでいる
経営手腕というか、なんというか。
今回の本田圭佑の出資も、
金額よりも広告効果を
狙ったフシがある。
なかなかのやり手の経営者。
もちろん上場も視野に
入れているだろう。
この先の企業の成長に期待したい。
そして、いざ上場となったら、
本田圭佑がまた儲かるのか、
と思い出してみよう。