Googleとユニクロが協業?一体何をするの?

「グーグルとファーストリテイリングが
協業–全社デジタル化を加速」

こんな見出しのニュースから。
大企業同士の協業。

新しい取り組み?と思いきや、
中身は少し違う様子。

「協業」の正体とは

一般的に協業といえば、2社が
新しい取り組みを開始する、
というイメージ。

新しい分野に対して、2社の
リソースを提供しあいながら
今までにないサービスを開発する。

しかし、今回の協業の中身は、
普通とはちょっと違う。

Googleとは言っても、子会社の
Googleクラウドという会社。

そして、ユニクロことファースト
リテイリングとの協業。

記事によれば、ユニクロの
社内の様々な部分において、
業務の効率化などを行うとされる。

社内の業務効率化に、外部の
IT企業の力を借りる、という内容。

これって、普通で考えればユニクロが
外注先としてGoogleの子会社を選んだ、
という内容。

子会社側からすれば、「ユニクロの
ITを活用した社内改革を受注した」
という内容。

受注先が大企業というだけで、
ニュースになるのであれば分かる。

しかし、あえて「協業」と
なっている背景には、金銭授受が
あるかどうかが問題。

ユニクロが有利な協業?

単なる受注ではないので、この
協業という言葉が使われている。

つまり、以下のようなこと。
※あくまで勝手な妄想

ユニクロ
「社内をITで良くしたいんだよねー」

Googleクラウド
「あ、じゃあうちにやらせてください!
安くしときますんで!」

ユニクロ
「おたく、何してくれるの?」

Googleクラウド
「え?何って・・・いろいろ出来ますよ!
やりながら考えましょうよ!」

ユニクロ
「あー、決まってないわけね。
じゃあ、おたくのサービス開発を
うちが手伝うわけだ」

Googleクラウド
「いや・・・そういうわけじゃ・・・」

ユニクロ
「じゃあ、うちの社内を実験に
使っていいよ。ただし、お金は
払わないけど。」

Googleクラウド
「えぇ!?そんな・・・」

ユニクロ
「うちで実績出たら、それを他社に
売り込めばいいんでしょ?
しかもうちの名前使って」

Googleクラウド
「まぁ・・・そうですけど・・・
分かりました!そうしましょう!」

ユニクロ
「じゃあ、協業という形にして
おこうか」

ユニクロの戦略

上記のやり取りがあったか
どうかはおいといて。

ユニクロは、開発から製造、
そして販売まで、一貫した
効率化を図りたい考え。

有明プロジェクトなるものを
発表しており、様々な部門を
1フロアに集めた。その規模は1000人。

今までは開発から販売まで
1年〜1年半はかかっていた。

市場に投入する頃には
すでに流行から遅れて、
大きく在庫を抱えることに。

結局在庫を販売するために
セールをうって利益率を自ら
下げてしまう結果に。

そのスパンを短くさえすれば、
利益率は維持され、在庫も
少なくなるだろう、という考え。

考え方を聞けば、なるほどなーと
納得する部分もあるが、その
効果はどうなるのか。

うまくいけば、ユニクロの
株価も更に上昇の余地が。
もちろん、投資判断は自己責任で。

 

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