「弾道ミサイルが発射されました」
最近のニュースで、よく見かけるように
なりましたよね。
決していいことではありません。
日本に着弾したらどうなることやら。
さて、この「弾道ミサイル」って、
どんなミサイルかご存知ですか?
ロケットとミサイルの違い
そもそもミサイルとは
「ロケットで発射・推進する飛行兵器」のこと。
ロケットといえば、宇宙への冒険を
イメージしますが、実は原理は同じなんですね。
ロケットとミサイルの違いは、大きな意味合いでは
「平和的利用」がロケット、「兵器」がミサイル。
少し細かい違いでいえば、
ミサイルは「誘導装置」なるものを搭載しており、
狙ったところへ打ち込める。
ロケットの場合は、一方向へ向かうだけなので
狙った場所へはいきません。
ちなみに誘導装置の無いミサイルは、
単に「ロケット弾」と呼ばれます。
ミサイルの種類
ミサイルは、実に多くの種類があります。
地対空ミサイルとか、聞いたことありますよね?
地面から空に向かって打つミサイルや、
逆に空から地面に向かうもの。
海の中から打つものもあります。
どこから発射されて、どこに向かうのかで
ミサイルの動きが変わるので、
種類が違うということです。
弾道ミサイルとは??
様々なミサイルの中で、ニュースによく登場する
「弾道ミサイル」は、どんなものなんでしょうか。
調べればいろいろ出てきますが、
簡単に言えば、「放射線状に弾道を描くミサイル」です。
地面から空に向かって打ち上げられ、
上空から今度は地面に向かって落下する。
この放射線状の軌跡を弾道と呼びます。
上空まではロケットのような噴射で加速し、
上空からは重力の力だけで落下していきます。
落下する際のスピードは早いもので毎秒数kmといわれ、
簡単な迎撃ミサイルで撃ち落とすことが難しいようです。
落下する際は動力がなく重力任せなため、
緻密な計算で打ち上げられるわけですね。
このような構造のため、長い飛距離に
なればなるほど、高い技術力が必要になってきます。
ミサイルの製造
某国では、正確な長距離ミサイルを
打てるだけの技術を披露し、他国を牽制しています。
「こんな遠くまで、正確に打てるぜ!」
と知らしめている感じですね。
さて、このミサイル、実は日本でも製造されています。
代表的な会社は三菱重工(7011)。
自衛隊への納入として、ミサイルを製造していたりします。
最近の国際情勢で、戦争が起こるのではないかとの
思惑により、需要の増大が見込まれ、株価も上昇しています。
以前のブログでも紹介しましたが、
「戦争銘柄」の代表的な一角ですね。
その他にもミサイル開発企業は
三菱電機(6503)
東芝(6502)
などがありますが、戦闘機や戦車などを
含めると、製造企業はもっと多くなります。
戦争なんて起きなければいいのに
戦争が起きないように、兵器の開発には制限が
かかっています。
しかし、他国から戦争を仕掛けられた際に、
日本はなんの抵抗も出来ませんでした、では
確かに困ったものです。
「戦争銘柄」と呼ばれる企業を
応援すればいいのかどうか、
とても悩むところですよね。