JAL社長も手が震える高額発注。飛行機ってどこが作ってる?

JAL社長が、新型飛行機の
契約を交わした際に、手が震えた、
というニュース。

31機の飛行機の発注で、
総額はカタログ価格で9500億円
にもなるという。

30機で9000億円で計算すると、
1台あたり300億円。
では、これを売った会社は?

1台300億円って高い?安い?

飛行機を購入したことが
ある人は、まぁいないだろう。

どこで買えばいいかもわからないし、
300億円が高いか安いかも分からない。

今回、JALが発注確定したのは
「エアバスA350-900」など。

ふむふむ、エアバス、聞いたことある。
直訳すると「空のバス」か。
確かに、イメージはつきやすい。

飛行機に乗ったことのある方なら、
「エアバス」は聞いたことがあるはず。

ちなみに、この機体の定価は
400億円を超えるという。

さて、これをJALに販売した会社は?

そもそも、飛行機を買える会社って?

全世界で、飛行機を製造している
会社は、なんと2社のみ。

まず1社は、アメリカにある
ボーイング社。

ふむ、聞いたことがある、と
思った方も多いハズ。

アメリカ大統領の専用機である
エアフォースワンは、ボーイング社の
飛行機を改造した特注品。

ちなみに話は逸れるが、
副大統領が使う飛行機は
エアフォース「ツー」になるらしい。

そして、欧州はフランスに本社を
構える会社で、もう1社の「エアバス社」
がある。

世界最大の旅客機を作る
メーカーとなる。

ボーイング社とエアバス社の2社。
聞いたことがあるに違いない。

飛行機に乗った際に、CAが
言ってた記憶が甦る。

ボーイングやエアバスは
飛行機の種類かと思っていた。

実際には、作っているメーカーの
会社名だった。

飛行機製造会社は儲かる?

さて、それでは飛行機製造の
会社は儲かるのか。

上述したように、世界でも
飛行機製造メーカーは
2社しかいない。

数ある世界の航空会社(全日空とか
日航とか)は、この2社のうちの
どちらかで購入するしかない。

そして、2社の受注残(注文は確定
しているが、納品できていない数)
は、それぞれ5,000機を超えるという。

1台が3~400億円。
1ヶ月に約10台の製造が
可能だという。

単純計算で、月間に3~4000億円、
年間では約5兆円程度の規模となる。

儲かってはいそう。
しかもこの2社とも、
飛行機以外に宇宙系の製造も手がける。

2社とも各国の市場に上場して
いるので、詳細は情報はいつでも
確認できる。

そう、2社とも民間企業だ。
ただし、国の資本が入っており、
公共性をもった民間企業と
言えるだろう。

次に飛行機に乗る際には、
飛行機のメーカーを楽しむ、
というのもいいかもしれない。

 

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