広告代理店大手の
アサツーディーケー(ADK)が
買収される。
米投資ファンド「ベイン」が
3,660円のTOB価格で
全株取得を目指す。
3日火曜日は、TOB価格を
上回る3,800円まで買われた。
今日はこの解説を。
アサツーディーケーとは
広告代理店業界で3位の会社。
3,500億円を売り上げるが、
業界1位の電通、そして2位の
博報堂には大きく水をあけられていた。
収益性の改善が急務とし、
投資ファンドのベインの申し出を
受けた格好となる。
既存の資本提携先である、世界最大の
広告代理店「WPP」とは
提携解消をするとしている。
TOBが発表される前日の
終値は3,170円。
TOB価格が3,660円なのに、
3,800円まで買われたのはなぜか。