利用者急増中?会社を辞めたいときの退職代行

メディア等でたびたび取り上げ
られるようになった、「退職代行」。

会社に「辞めます」が言えない
という人を対象にしたサービス。

そんなものが流行るんだ?と
疑問に思う人には関係ないかも。

退職したくても出来ない?

今まで会社はもちろん、バイトなども
辞めると言い出しにくいという
状況を味わった経験がある人は多い。

忙しくて人手不足な職場であれば、
バイトにしろ正社員にしろ、
辞めるとは言い出しにくいもの。

それでも様々な事情を抱えて
辞めるという決断をしても、それを
実行に移せない人が多いらしい。

辞めますって言えばいいだけの話、と
思っている人には、そんな人達の
気持ちはわからないだろう。

かくいう私も、そんな人達の
気持ちが分からない部類。

辞めたければ辞めたいって
言えばいいじゃん、と思う。

しかし、辞めると意思表示をしたときに
勤務先の責任者から何か言われるのが
怖い、と感じている人が多いんだとか。

なるほど、と思うところもある。
これって、告白に似ている。

好きな人に告白したいのに、
相手に断られるのが怖いので
なかなか言い出せないとか。

難しい言い方にすれば、
意思表示をすることで何らかの
嫌悪感を持たれることを恐怖に
感じてしまう、というもの。

そんな人達の味方となるのか、
この退職代行サービス。

利用者急増中?

あるニュース記事では、
この退職代行が流行っている
という内容が。

正社員であれば5万円、
バイトであれば3万円らしい。

そんなにお金を払ってまで
辞めれないのか、と疑問にも思う。

しかし、実際にこのサービスを
利用している人は増えているんだとか。

職場環境にもよるだろうが、
辞めると言い出せない人が多い様子。

退職することなんて、選択の自由。
一応は法律的には2週間前までに
退職の意思表示をすること、とされている。

しかし、この退職サービスでは
即日退職も対応します、と
謳っているらしい。

中身までは分からないが、
会社に対して「やる気のない
人材を抱えていても、経費が
無駄になるだけですよ」とか言うのだろうか。

まぁ、会社側からしても、やる気もない
人材が長く会社に居座られることの
方が、マイナスだろう。

辞める側の人間からすると、
そんな会社側、経営者側の
心理が分からない。

辞めると言って、喜ばれる場合も
あるだろう。

それなのに、辞める=叱られる、
気まずくなるという方程式になっている。

まぁ、ぶっちゃけ理解できない
商売ではあるが、需要があるからこそ
成り立っているのだろう。

退職代行、実は前からあった

真新しいサービスのように
言われているが、実は以前より
同様のサービスがあった。

ただ、代行していたのはなんと
本職の弁護士さん。

個人の代わりに会社と交渉し、
賃金未払いや有給の消化といった
法的権利を主張するらしい。

最近の退職代行のサービスは、
弁護士ではない。

ここは、実はグレーゾーンと
なっており、会社側と交渉する
という行為は弁護士の領域。

弁護士資格がないのに、当事者に
代わって会社と交渉することは、
明確な法律違反になるという。

一応は、退職代行のサービスは
会社側と交渉等は行わないと
言っているらしい。

しかし、会社側に退職の意思表示を
代行して行った際に、会社側から
給料を払わないなどと主張されれば、
一体どうするのだろうか。

まぁおそらくだが、法律的に
ダメですよ、と言うだろう。

これが、交渉に当たるのではと
疑問視する声もある。

しかし、実際の当事者の立場に
なれば、会社を退職するだけで
弁護士に頼むとか、敷居が高すぎる。

民間の、しかも会計明朗なところで
専門にしているところがあれば、
そちらに傾くだろう。

そう考えれば、専門の弁護士でないと
出来ない仕事の一歩手前という
サービスは、流行るかも。

まぁ、流行っているとはいえ
グレーゾーンなのは間違いない。

もっと流行ってサービスの市場が
成長すれば、そのときには弁護士の
業務になってますよね、とかいって
逮捕者が出たりするのだろう。

まぁ、お世話になることは想像
しにくいサービスではあるが、
今後の世の中では流行る・・・のかなぁ・・・

 

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