2月3日は節分の日。今日は日本全国で大量の豆がばらまかれることでしょう。
節分の由来
さて、この節分という日は、
季節の節目の日が由来となっているそうで、
本来は春夏秋冬の4日が節目の日としてあった
ようですが、特に春が一年の始まりということで
節分として定着したんだそうです。
そして、節分にはやはり「豆まき」
というイベントですね。
「鬼はー外!福はー内!」という声が
全国各地で唱えられつつ、鬼に扮したお父さんたちが
豆をぶつけられるという親への虐待にも思えるイベント日です。
豆は「魔滅(まめ)」からきているとも
言われ、中国から伝来した風習だそうです。
豆腐関連の上場企業を探してみた
さて、今日は豆にちなんだ会社を
探してみました。そして、
上場している会社をみつけました。
篠崎屋(2926)という会社で、
なんと豆腐を作って売っている
上場企業です。東証2部上場の企業です。
豆じゃないじゃん!って思われる方も
いそうですが、豆関連ということでご勘弁を・・・
直営店舗(販売店含む)を関東を中心に
約180店舗出店しており、
まさに町の豆腐屋さんが大きくなった感じですね。
売上高は前年度は40億円だそうです。
豆腐だけで40億円、すごいですねー。
1丁がいくらなのか分かりませんが、
100円で計算すると4,000万丁、1日11万丁を
売っている豆腐屋さん、ということです。
まぁ、想像出来ませんね・・・
通販もしているようですが、
もう少しちゃんとやれば売れるのに・・・
と思う感じの通販です。店舗販売がメインなんでしょうね。
本も発売されている
町の豆腐屋さんが上場に至るまでの
プロセスが書かれた自叙伝なども
発売されているそうです。
そこには、スーパーなどへの卸業から、
収益率の高い直販への転換の軌跡などが
書かれているようですね。
経営をしている人には、
「どんな業種でもどんな客単価でも、
やり方次第で大きく出来る」ことを
裏付けているような会社なので、とても参考になりそうです。
そして消費者としては、
食べたことがない人はいないであろう、
日常に溶け込んでいる食材「豆腐」を、
どれだけ愛し、研究して作られているかが
分かる、そんな会社ではないでしょうか。
また、株式上場をはたしているから
一般消費者も株主になることが可能で、
「この企業の行く末を見守りたい!」
という方は株を買ってみるのもいいのではないでしょうか。
素朴な疑問
「篠崎屋」さん、ご自宅では豆まきを
するのかどうか?豆腐屋さんは、まいた豆を
豆腐に加工するのか?
自宅でまく豆は、豆腐用なのか??
まさか、豆腐をそのまままかないですよね・・・
でも、豆腐をそのまままいている様子を見てみたいですよね・・・。
なにはともあれ、日本の伝統料理である
「豆腐」をこよなく愛し、作り続ける
企業さんには頑張ってもらいたいですね。