今最も注目を集めている、知っておくべきAI関連企業。

遂にトヨタとの提携が発表された。

既に以前より、ドイツのアウディや
BMW、米国のテスラなどなど、
他の自動車メーカーとも提携している。

自動車メーカーは無人の自動運転車の
開発に欠かせないとして、この企業と
手を組んだのだ。

AIの世界では、相当な処理能力の
コンピューターが必要になる。
この企業の製品は、引く手あまたに
なるほどの完成度で、競合も追いつけない。

さて、なんという会社でしょうか?

その企業の名前は・・・

企業の名称は「エヌビディア」。
米国に本社をおく会社だが、
聞いたことのない人も多いだろう。

元々は、というか今でも「半導体関連企業」の
分野に属する。日本で言えば、
東芝やSUMCOのような会社。

しかし、現在注目を浴びているのは半導体ではない。
注目されているのは「GPU」と呼ばれるもの。

PC関連に精通している方ならご存知かも
しれないが、「CPU」ではなくて「GPU」だ。

違いを簡単に説明しておこう。

CPUとGPUの違い

CPUは、いわばパソコンの「頭脳」で、
パソコンすべての動作を指示するもの。

指揮官のようなもので、優秀な指揮官で
あればあるほどPCは早く動く。

対するGPUは、画像に特化した専門部隊で、
頭脳ではない。

GPUが優秀でなければ、画面の映像は
カクカクになったり、止まったりする。

GPUが注目を集めてきたのは、
ゲームなどで高画質のものが出回ったことや
3D関連の映像を映し出す必要が出てきたから。

で、エヌビディアという会社は、
このGPUをトップクラスで製造している会社なのだ。

だが!最近注目を浴びているのは、
映像を映し出す技術がすごいからではない。

人工知能「AI」の処理に使われる

難しい話は私もよく分からないが、
エヌビディアの作るGPUが、
AIの処理に使えるという事実が判明したのだ。

今までは、AIの発展には当然ながら
高性能の処理が求められ、その処理を
可能にするためのコンピューターが
使われていた。

費用も高く、研究開発も一部の
専門機関でしか出来なかった。

ところが、GPUがAIに活用デキることが分かり、
安価に研究開発できるようになった。

そして、製品化する際に問題になる「コスト」も、
GPUを使用することで抑えることが可能となった。

エヌビディアのGPUの処理能力が群を抜いており、
他社の追随を許していない。

唯一無二の立ち位置となり、
自動車に限らず、様々なAIの研究開発を
している企業からオファーがあるという。

AI化が進めば儲かる会社

自動車の無人運転車はもちろん、
様々な分野でのAI活用が研究されている。

実用化もそう遠い未来ではなさそうだが、
どんなAIサービスが登場しても、
その裏にはエヌビディアのGPUがいる、ということ。

当然、群を抜く技術は現在の話だが、
関係者の話では他社が追いついたと思ったら
エヌビディアはその先を走っているという。

先頭を走るマラソンランナーが、
ずっとスパートをかけている感じ。

エヌビディアという会社の概要

米国に本社をおく会社で、日本法人も存在する。
従業員数は約1万人と、とても大きい会社になった。

売上は日本円で約7,000億円前後、
米国のNY市場とナスダック市場に上場している。

ここ最近では、任天堂と共同開発で
任天堂Switchを開発した。

1年前の時価総額は1兆円ほどだったが、
約1年の間で、約7兆円までになっている。
早い話が、株が1年で7倍になったということ。

ソフトバンクグループがエヌビディアの株を
4,500億円分買ったというニュースも出ていた。
孫正義もお気に入りの会社、ということか。

まだまだ伸びしろはありそうだが、
日本でこの銘柄に投資をしようとすれば、
外国株式の購入が必要になる。

本日の株価は145ドル近辺。
決して買えないわけではないが、
為替が絡んだりといろいろあるので
上級者向けといえよう。

買う買わないはさておいて、
とにかく知っておきたい会社で
あることは間違いない。

 

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