正月三が日はゆっくり
した人も多いだろう。
そして、今日から仕事だと
いう人も多いだろう。
そして、株式相場も今日から。
株式相場のニュースもあると
思うので、語句だけ勉強しておこう。
株式相場の初日は「大発会」
1年で初めての取引日を
「大発会」と書き、
「だいはっかい」と読む。
毎年4日からの取引で、
1月4日が大発会、ということになる。
4日が土日の場合は、
翌営業日、もしくは翌々営業日が
大発会となることも。
ニュースで見たことがあるだろうし、
今年もニュースで流れると思うが、
晴れ着姿の女性が鐘を鳴らす
セレモニーが朝一番で行われる。
その後、1年で初めての取引が
開始される。
もう終わったが、最終日は大納会
毎年、12月30日が年内最後の
取引日となり、「大納会」と書き、
「だいのうかい」と読む。
昨年は30日が土曜日だったため、
大納会は例年より1日早い
29日が大納会だった。
ニュースで見られた方も
いると思うが、大納会では
その年で活躍した方が
ゲストとして招かれる。
ちなみに昨年は、プロ棋士の
井山七冠がゲストだった。
歴代ゲストでいえば、
なでしこジャパンのメンバーや
レスリングの吉田選手、
安倍首相が呼ばれたこともあった。
株価は?
相場で格言のように言われる
言葉がある。
「大納会は下がる、大発会は上がる」
これには一応は理由があり、
大納会は年末年始に大きな
問題が発生した際に売れないので、
そのリスクを嫌って手仕舞いされる。
また、税金対策として、
年内に損失が出ている銘柄を
売却して損を出しておく、など。
大発会は、ご祝儀相場とも呼ばれ、
縁起をかついで買われることや、
年末に損を出した銘柄を
買い戻す動きがあるので上がる、
と言われている。
では、実際にはどうなのか。
株価の実績
まずは大納会。
ここ8年の成績でいえば、
4勝4敗。
格言はどこにいったのだろう。
それでは、大発会。
ここ8年の成績でいえば、
5勝3敗。
格言は忘れたほうが良さそう。
近々だけを抜き出してみると、
日経平均で昨年の大発会は479円高、
一昨年の大発会は582円安。
1勝1敗ではあるものの、
その値動きは大きい。
悪い言い方にはなるが、
「荒れる」相場となっている。
あくまで過去の話だが、
まぁニュースには出そうなので
先に知っておこう。
さぁ、今年一年はどうなるか。